スイングを簡単に、シンプルにし
ある程度出来るように成ったら
クラブと対話しながら、過度な練習も必要なく
メインテナンス出来るようにする。
勿論 不自然な体を痛める動き抜き で!
ということになると やはり
スイングに自分なりの規則性をしっかり持つことが必要で
その規則性の元になるのは
✊前傾姿勢 骨盤と大腿骨(股関節)の角度差
✊骨盤ソノモノ・骨盤から上の胴体の向きの変更
それが スイング軌道を作るということです。
そのためには
体の回転そのものでクラブが動かなくてはイケマセン。
一般的には その体の回転の時流、運動の流れに
付いていけず スイングの一番美味しい時を失ってしまう
から のちのち その軌道を手で作ることになるのです。
俗に言う「振り遅れ」「手遅れ」です。
体の回転で クラブを引っ張るようなイメージを持つと
運動している腕やクラブは重さを増します。
元々 両腕とクラブの合計は10~12キロ近くもアリ
それに運動が加われば 数十キロの重さになり、
ロフトの開きやクラブの寝が加われば
更に重くなるでしょう。
重くなることを想定し、
体の回転という時流に乗り遅れないようにするには
体の回転によって行くであろうところに
先に送っておいてあげることが必要です。
ここの動き これを抽出したものがパッティングとも言えます。
それをすることによって
「結果」体と共に動いて、同時進行しているように見えるのです。
その部分を意識しているお客様は多いと思いますが、
この点で長年の習慣やちょっとした思い違いが
それを邪魔しています。
①インパクト とは 結果として
正面を向いたあたり/ボールと正対した付近
であって、正面をキープしておくものではありません。
左の壁 の間違って理解もあり、
インパクト付近で左サイドを止める習慣を捨ててしまいましょう
②脇を締めろ は
腋の下を締めろ ではありません。
左脇の下を絞ること、体に密着させることではありません。
スポーツ用語的に 脇を締めろ は
脇に腕を置いておけ 脇を防御できるようにしておけ です。
ダウンスイングでの 少々オーバーなシャット を意識し
左ひじが自分の体を向かないように注意しましょう
③ ②の続きですが、
多くの人は 左上腕を単独で動かす習慣がありません。
おそらく 脇を締めろ という言葉の誤解も原因でしょう。
ダウンスイングの始まりは
体ではなく 左上腕の単独が動き
左上腕のゆるみに近い動きから始まります。
➡スイングを正しく、テークバックを正しくとると
骨盤が右を向いていますから
体の左サイドが右サイドよりも低くなっています。
クラブの重さ、ヘッドの重さは 左ひじや左上腕に
多くかかっているのです。
その重さを利用して、体を止めたまま
先に左上腕を単独で動かし始めるのです。
多くの人は 左上腕を動かした経験がないので
体を動かして 体ごと左上腕を動かすのが
左上腕を(単独で)動かしている錯覚に陥っています。
これでは結果的に 体の回転が先行してしまうので
クラブや腕は遅れてしまいます。
ここでの注意点は
左グリップ 左ひじに円
縦であっても、横であっても 円を描かせないことです。
スイングの大きな錯覚に
体の回転で行えば そこに既に円弧があるのです。
円弧があるからと 二重に円を描けば
思い描いた円弧とは違う道のり、ルートになってしまいます。
インパクトはあくまでも通過点ですが
ある通過点に対し グリップも左ひじも直線で動かす
イメージをしっかり持ちましょう。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります