20170512

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 沼よしのぶのゴルフコミック(漫画)「ミラクル」

GW中にポケモンGOの5km卵からキリンリキが産まれて、ゲットしたポケモンは232匹になりました。

あとはアン・ノーンだけ。(沖縄・小笠原等南方限定のサニーゴは除く)
どこにも遠征せず、地方で自分の日常生活圏内だけでマイペースにやってるから上出来だな。

ただ歩くんで足腰は強くなったが、反比例して視力が落ちたので、もうやめようかと弱気になってますが・・・・




次のゴルフコミック(漫画)作品は、ますますマイナーな「誰も知らんがな」路線を突っ走っている感じもしているが、
19年前の沼よしのぶさんのゴルフコミック(漫画)「ミラクル」です。誰も知らんだろな。(笑)

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「ミラクル」 著/沼よしのぶ 全3巻 マンサンコミックス 1998年

<著者/沼 よしのぶ(ぬま よしのぶ) 1951年3月3日~> *ウィキ参照
「1974年『週刊少年ジャンプ』(集英社)のフレッシュジャンプ賞入選、翌年『月刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載された『ああ兄弟』でデビュー。当時のペンネームは『マヌー・しん吉』であった。その後、『月刊少年ジャンプ』で『スターびっくり箱』を連載、デビュー早々の長期間の連載となった。後にペンネームを『沼よしのぶ』に変更し、1970年代後期からは『週刊少年マガジン』(講談社)、1980年代中期からは『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)、1990年代初期からは『漫画サンデー』(実業之日本社)と主な発表の場を変更しながら活動していった。『激闘!!荒鷲高校ゴルフ部』の連載を機にゴルフ漫画を執筆するようになり、現在も『GOLFコミック』(秋田書店)で『キャディ愛』というゴルフ漫画を連載している。」





この作品は平成10年1月6日号~9月1日号週刊漫画サンデー(実業之日本社)に連載していた作品なんで、19年前の古いゴルフ漫画(コミック)になります。

作者の沼よしのぶさんはゴルフ物では有名で、現在週刊GD誌の「江連忠 新モダンゴルフ」と、月刊GOLFコミック誌の「キャディ愛」を連載中でもあります。

沼よしのぶさんのゴルフ物マンガとしては、以下のようなものがあり、リンク先にワシのコミック評がありますが、「ゴルフの達人」は単行本化されていません。

「激闘!!荒鷲高校ゴルフ部」(週刊少年チャンピオン、秋田書店、全16巻)
「レッスンプロ伝説ライオン」(漫画サンデー、実業之日本社、全3巻)
「ライオン」(漫画サンデー、実業之日本社、全10巻)
「江連忠 新モダンゴルフ」(作:山中賢介、ゴルフダイジェスト社、全3巻)連載中
「ゴルフの達人」(Choice、ゴルフダイジェスト社)
「キャディ愛」(GOLFコミック、秋田書店、1巻)連載中

そして皆さんもご承知のように、沼よしのぶさんの作品の基本は、コミカルでハートウォーミングな人情ゴルフ物が得意であり、登場人物の顔が四角張っている変な顔に特徴があります。(笑)


で、今回取り上げるゴルフ漫画は、奇跡を呼ぶゴルフインストラクターが主人公。

「円城寺善彦、職業は歯科医。そして・・・
彼のレッスンを受けたゴルファーにはかならず奇跡が起こるという、
幻のゴルフインストラクターなのであるーーーー!! 話題騒然の、異色のゴルフコミック!!」
という巻末コピー。

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この物語の主人公円城寺は、かつて日本オープンで活躍し期待された天才高校生ゴルファーだったが、両親の事故で表舞台から姿を消し、奇跡を起こすというゴルフのインストラクターを歯科医のかたわら密かにやっているとの設定。

「他言無用、絶対服従、レッスン1回現金で100万円の3つの条件で奇跡を起こす!」という全3巻8話です。


第1話目の、善い人故に勝てず練習場を首になったレッスンプロに、意図的に歯痛を起こさせるために大臼歯を削り失活剤の三酸化ヒ素を注入する(断続的な軽い痛みは人を凶暴にし、その痛みが強力な集中力を生み、全ホールバーディ狙いさせる)という話から始まり、

以下

2話:生意気で不振の美人プロゴルファーにキャディ3週間経験させて観察力と記憶力を
3話:ワザ師プロの父(もはや白内障で見えず)に引退をさせようとする息子
4話:貧乏ゆえにゴルフを諦めようとする高校生が特待生を賭けて天才と勝負
5話:心優しき外人研修生ライオン・キッズのプロになれない秘密
6話:天才ジュニアゴルファーと呼ばれた小学生の失踪と原点 
7話:砕け散った夢を持ち戦友である瀕死のヤクザにプレーオフを語る
8話:53歳でリストラになりシニアプロを目指そうとするハンディ15の会社員の夫・・・・みたいな感じで物語が進んでいきます。


やっぱり、この作品も沼よしのぶ作品らしく、少し笑わせながら、シンミリさせて家族愛・友情を描いています。

内容はよくあるエピソードって言ったらそうですが、後年の代表作「キャディ愛」につながるような、ゴルフ感動マンガ的な作品でしたな。

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from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)