20170509

たかがゴルフされどゴルフ: 期待出来る川岸史果

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日)◇

茨城GC西コース(茨城県)◇6670yd(パー72)

“また勝てなかった”のは事実だが、“また優勝争いに加わった”のも確かな

事実だ。今季ルーキーとしてツアーを戦う22歳の川岸史果が、シーズン

3度目の最終日最終組から出て、首位と4打差の4位となった。

今季9戦目で早くも4度目のトップ10入り。賞金ランキングでは日本勢最上位の

5位に上がった。

川岸がゴルフを始めた小学生の頃から指導している井上透コーチは、

「女子選手では稀な、高弾道でライン出しができる選手」と、そのポテンシャルを

評価する。「打ち出しとスピン量を管理できる」という高い技術で、ホールの

形状やピンフラッグの位置に合わせてドローとフェードを打ち分ける。

それを、高弾道の球でできることが、大きな強みだ。「飛距離もあるし、

アプローチとパットもうまい。世界で戦うためのものは、すべて持っている」と、

将来に大きな期待を寄せている。

確かに将来には、かつての福島晃子を連想させるようだ
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