20170515

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: パッティングの構えに関するご相談です

【読者様からの質問】
「倉木様
いつも情報提供ありがとうございます。

今回は、パッティングの始める時に意識する部分です。

最近、逆オーバーラッピングに変えました。今までは特に意識せず、手先から始動していました。今回、五角形を作り肘を支点にパッティングの動きを始めると、シャフトがしなり、金槌でボールを叩くようなイメージで打てました。打感が良かったのですが、これでいいのか心配です。よろしくお願いします。」



【倉木真二の回答】
五角形を意識したストロークの方が手先で始動するよりも安定します。
青木功プロのような特殊な打ち方をするのでは無いならば五角形を意識した方が良いです。
なのでそのイメージは間違っていません。
シャフトがしなるというのはインパクトの時にパターヘッドの芯でボールを打つことができている可能性が高いです。
芯を外すとパターヘッドの振動が大きくなります。
振動とはエネルギーなのでボールにエネルギーを効率よく伝えなくなります。
打感も不快になります。
シャフトがしなるということはヘッドの芯でボールを捉えてその波がシャフトに伝わっているということになります。
パターヘッドの芯でボールを打つコツはパターヘッドの下部でボールを打つような意識を持つことです。
多くのアベレージゴルファーは芯の少し上でボールを打っています。
するとヘッドの不快な振動になってしまいます。
肘を曲げて五角形に構えるということはクラブヘッドを少し地面から持ち上げて高さをキープした状態でボールを打つことにも適していますのでその意味においても芯で打つために有効な方法となります。
余談ですが青木功プロはヘッドのトーを浮かせることでパターヘッドを斜めにして芯の位置を高くして芯でボールを捉えています。


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