20170508

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフクラブ◆アイアンのロフトとバンス

とてもよくあるケースです。

 

 

 

最近は スイング破壊兵器の軽量スチール全盛 なので

多くの人が小振りな軟鉄鍛造のアイアンヘッドを使っています。

 

◯鹿のように振り回さない限り

多くの人は飛んでない…💦ですよね

 

そう言ったケース

軟鉄鍛造が故に、ロフトを立てて欲しい…というリクエスト

持ち込みのケースが多々あります。

 

まず ですね

クラブのスペックというのは

上がり易い(重心位置構成などで)クラブのロフトが立っていますし

上がりにくいクラブのロフトは寝ています。

 

また、軽量スチールを使う限り

重心距離の短い小振りなアイアンであれば

スペックの都合上 ロフトは寝気味 です。

 

軽量スチールシャフトは非常に壊れやすいので

ヘッド重量もキョウレツに軽く

ご存知の通り シャフトは単なる棒 です。

 

組み合わせる ドライバーやウッドとも

全く毛色の違うクラブですので相性も最悪…。

 

多くの人が まるで別なものを打つかのように

ボールの置き位置も全く異なっています。

ドライバーに対し強烈に中に置いてますよね…。

 

端から飛ばせるClubセッティングではありません。

 

 

その上で 自分のクラブのソールをご覧ください。

練習場やコースで ソールに傷やコスリ痕があります。

 

アイアンが飛ばない人の 典型的なソール跡は

フェースと反対側 俗に言うバンス側の傷が濃くなっています。

ロフトを寝かして、上向いて打っているという事です。

アイアンヘッドが軟鉄鍛造なので

技術上 ロフトは立てられます(変更できます)。

 

例えば 27度のロフトの5番アイアンを

25度に変更することも可能ですが、

2度立てるという事は 2度バンス角度を失う ということです。

 

ロフトを寝かして打っていることが原因の人にとって

バンス角度が2度減る ということは

よりロフトを寝かしやすくする ということなので

製品ロフトを2度立てても
 飛距離は「全く」変わらないのです。

 

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