20170507
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◆シャフトの使い方③
シャフトの使い方…も大切ですが、
インパクトの状態というのを
ちゃんと把握できていないかも…なので
まずは こちらを。
ヘッドの状態には
シンプルに3種類のONOFFの組み合わせです。
①ロフトが立つ
②ロフトが寝る
③フェースが左を向く
④フェースが右を向く
⑤ヘッド位置が低い
⑥ヘッド位置が高い
ゴルフクラブは左右対称でなく
偏った形をしているため
①ロフトが立つ と ③フェースが左を向く
②ロフトが寝る と ④フェースが右を向く
は絡みやすい構造ですが、基本独立したものです。
①ロフトが立つ
グリップエンドの位置が
ヘッドに対し 前にある状況です。
グリップエンドの向き とも言えます。
スイングの中で体が正しく回り
体重が左に乗っていないと起こりえない状況とも言えます。
また この状態はヘッドが下がり軌道におこりやすくなります。
②ロフトが寝る
グリップエンドの位置が
ヘッドに対し 後ろにある状況です。
ハンドファーストを意識していても
体が上を向いていると起こりえます。
またこの状況はヘッドがあがり軌道におこりやすくなります。
③フェースが左を向く
グリップの位置が動かず
その場でシャフトが回っている状態です。
ヘッドという重量物の運動量が
グリップの運動量を上回っていないと
起こりえません。
④フェースが右を向く
クラブの構造上➟重いものが先端にある
ヘッドの構造上➟重心が右(後ろ)にある
最も起こりやすい状況です。
フェースの向きは写真を見ても
グリップエンドの位置があまり動いていないのが見て取れるでしょう。
ゴルフクラブは 例え異様に軽い市販のヘッドでも
長い棒の先に付いており それが運動すると
スイング中 数キロ~十数キロの重さになる と考えられます。
スイングにおいて ヘッドをターンさせる とは
こういう事です。
ヘッドの右向きから~ヘッドの左向きまでの時間
グリップを移動を抑制しなければなりませんが、
ヘッドをターンさせる影響・余波が当然
シャフトを通して自分にもあります。
ヘッドの左向きは 体が右を向いている状況では至難の業
ですので、グリップの位置移動を抑制していても
左向き➟体の上向きになってくるので
ヘッドターンが成功しても、必ずグリップが上に移動し
トップやダフリを招きやすくなるのです。
そして写真からも分かる通り
ヘッド向きに応じて グリップエンドの位置も動きますから
ヘッド軌道も変化し続けて
基準になるヘッド軌道に対してのヘッドの向き
というのが いつも動くゴールとの闘いになる訳です。
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