20170512

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイングと方向


問い合わせが多かったので
そのお答えも含め、もう一度✌
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スイングの動作にとって
最初で最後の、最大の方向を作る(決める)動作は
アドレス時の立ち位置です。

一旦動作が始まったら
●体がボールと正対している時に打つ
とか
●体がボールと正対している時間を維持する
とか
●目標方向に対して 意識的にヘッドを出す
などの
方向に関係するような行為は
一切必要ありません。
アドレスの立ったこと ソノモノが方向で
動作中、打つ方向を強くイメージしたり
打つ方向を意識してクラブを動かしてはいけません。

意識するべきではありません!
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最近のスイングの風潮は
上半身だけをねじり
骨盤はボールにずっと向けておく
というのがありますが
胴体には 横にねじる 回転するための
骨なり、関節は存在しませんので
ねじる という言葉の通り
体は歪んでいるのです。
人間の体はゴムではありません。
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方向というのは
ゴルフクラブで打つ限り
ライ角度とロフト角度 その複合で作られる
フェース面と言っても 上に向いて打つのと
下に向いて打つのでは 同じ方向になりませんし、
ライ角度も含め ロフトが変化したのでは
それも フェースの向きが動きます。

ゴルフクラブは直角や平行という関係がない道具です。
体の回転に対し、このタイミングでインパクトすると
こうなる、ああなる というのを経験や練習で
作ることが重要で、
体をボールに正対する時間を長く確保することは
全く意味がないのに ものすごく意識しているように思えます。
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トッププロにも多いですが
体を先にボールに正対させてから
クラブを振りだす というのがありますが、
ボールを打つまでの時間
体はこらえきれず 
☜こらえなさい という意味ではありません!
体は開き、上を向くのですから
全く意味のない、意識です。

体を開かないようにするために
左サイドを突っ張る 左腕を突っ張る
というのをよく見かけますが
それは単に体を痛めるだけでなく
上に逃げる行為なだけですから
これも方向を狂わせます。
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パッティングでもよく見かけますが
ロフトが変化しても
パターヘッドさえ 真っ直ぐ動けば
ボールは真っ直ぐ行く なんて言うのは
ゴルフクラブの目で見ると 幼稚な発想です。

安定した距離を打つだけでなく
安定した方向に打つのには
安定したロフトで打てるようにすること。
それには体の姿勢も含まれます。




言いにくいことではありますが、
クラブの軌道、ヘッドの移動を
体そのものでやっていない人にとっては
上手く当たること、希望の方向に行かせること
これにコツは一切ありません。
例え トッププロであっても、その人の方法論は
一切役に立ちません。
勝手に自分の方法を構築してください。



体の回転そのものでクラブを動かす場合は
ヘッドの軌道が グリップの移動軌道よりも多く
遠回りする、長い道のりを取る場合
当然、インパクトは体の正面に間に合いません。
体を回す、グリップを移動させる分 で
どうやって ヘッドをインパクトに導かせるか
考えてみましょう。
自分の手さばきで ヘッドを、シャフトを下に振ったり
横に振ったり 円弧を描いた瞬間に
グリップの移動が止まり、体の回転も止まるので
体は必ず開きます。
ボールは左に飛んで、右回転が掛かります。
それが正解です。
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それをこねくって 左回転にしたり
右に出したりすることが
 立体的にスイングを複雑にするのです。

手で体の回転に遅れないようにサポートするだけで
あくまでも 体の回転でクラブは動きます。
そして それを上手にするのには
なぞなぞ(トンチ)のようですが、
クラブの重さを使って行わないとできません。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります