20170427

ModernSwing21: ロングパットは二打で


Question

ゴルフのパターで、距離があるファーストパットの場合、
よく一打で入れようとせず二打で入れるようにすると言います。
では、ファーストパットはカップを狙わずどこを狙えば良いのですか?


Answer

パティングには距離と方向が合わないと入りません。
ところが、この両方に意識を分散するとミスが出やすいのも事実です。

そこで、球に線を書いて、その線に合わせてパターをソールし
あとは距離に集中して打つということを多くのゴルファーがやっています。

ロングパットは距離感が大変難しく、方向は間違ってもせいぜい
50cm程度で済みますが、距離は下手をすると半分しか打てなかったり
また、とんでもなくオーバーしてしまうこともあります。

したがって、同じように球に書いた線方向に打つのですが、
よりいっそう距離を正確に打つために、カップの先に止めるのではなく
カップちょうどの距離に打つように集中し、カップを中心とした
半径50cmほどの円の中に入れるという気持ちで打つと、
気が楽になって寄りやすいとのことで
入れるのではなく、寄せろと言われるのです。

とにかく直径1mの円の中に入れば、ツーパットで上がれます。
3パットをしないための安全策として、ロングパットは距離を合わせるだけにして
方向は多少ずれても、距離さえ合えば何とかなるものです。

カップを狙わずどこを狙うか、というご質問ですが、カップを狙うとは
方向ばかり気にして距離感を間違えるなという意味です。
すでにお分かりだと思いますが、カップまでの距離を打つことだけに集中し
横のブレはあまり気にせずに、大きな円の中に止める気持ちで打つことで
3パット、4パットを防ぐことが可能だということです。

ちなみにロングパットが入るのは幸運だと思ってください。
距離を合わせるだけで偶然に入ってしまうこともありますが、
毎回入ると思って狙いに行くとメンタル的に大きなダメージになることがあります。

ショートパットは入れる積もりでちょっと強めに打ち、中間は30cmほど先に
止めるような打ち方をし、入っても入らなくても良いと思って気楽に打つことです。
あまり神経質になるとイプスになる事もありますので、
ロングパットは寄せるだけで良い、という気持ちで打つようにしましょう。



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