20170413

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: フェアウェイウッドシャフト選びのご相談です

【質問】
「倉木様 

お世話になります。
購入させて頂いた教材片手に練習の日々です
ありがとうございます

今回はフェアウェイウッドのシャフト選びに関してです。

先日3wを購入しました。
M2(2017) スピーダevoⅢ 757S  43インチ D3 333g (カタログ値)
ライの良いフェアウェイ、ティアップして使う場面想定し、ドライバーとのフィーリング重視し同一モデルの重量増としました。


今後5wをM1(2017)注文予定ですが
5wのシャフト選びに関してどのように考えるべきなのかご教授をお願いします。
重量考慮しドライバー、3wに合わせるべきなのか
< div>地面から打つこと、アイアンのシャフト特性とどのように考えるべきなのか

一般論としてでも構いませんので、フェアウェイウッドのシャフト選びに関してご教授いただけるとありがたいです。」



【回答】
地面から打つ場合はドライバーに対して

・少し手元を軟らかめ
・少し先端を硬め

にするとボールを捉えやすくなります。
硬さは絶対値ではなく相対値です。
簡単に言えばドライバーよりもキックポイントを少し手元側にするとボールを捉えやすくなります。
そうする事で、インパクト前後のクラブヘッドの動きが、低い位置を平行移動するようなイメージとなりインパクトが点ではなくゾーンとなりやすいためです。
剛性が手元から先端に向かってなだらかに下がるタイプの場合、インパクト前後でクラブヘッドが浮きやすいので少しトップが出やすくなります。
なので、少し先端を硬めにするとインパクトがゾーンとなってボールを捉えやすくなります。
スピーダーエボ3は先中あたりがエボ、エボ2よりも軟らかくなっています。
先端の硬さは同じです。
先中の剛性を下げているので相対的に少し先が硬めに仕上がっています。
なので、地面から打つシャフトとしても向いています。
ドライバーに661、フェアウェイウッドに757、という組み合わせの場合、フェアウェイウッドのチップカット0〜0.5インチ程度であれば手元側のカット長が多めになります。
このカットで手元の剛性を落とすことで手元と先端の剛性の差が少し少なくなり、地面から打つのにも適した剛性になります。
なので、5Wも757エボ3で良いと思います。
手元のカット長を3Wと同じにして、あとは先端側で長さを調整すれば剛性の流れが良くなります。


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