20170410

ゴルフ惑星: マスターズ2017の勝利の女神について



ガルシアが勝った……
『良かった』の一言です 

何度も、何度も
メジャーに勝てそうになっては
自滅するガルシアを 
見てきました。
神経質な悪ガキ風だった
ガルシアも、いつの間にか
十分に大人な37歳です。
結婚することを発表し、
フィアンセも 
オーガスタ入りしていました。

ドライバーはM2。
ボールは新しいTP5。
用具に目が行くのも 
マスターズならではですけど、
スパイダーのツアーパターも
嫌でも目に付きます。
ショートネックの形状は、
L字使いをグッとさせます。
実際に構えると
ヘッドが小さく見えて……

トーナメントというか、
競技ゴルフという分野は、
ゴルフの中でも特殊なもので
勝負に特化されたものだと
常々思っています 
今回のマスターズも
勝利の女神の気まぐれを
随所に感じました。

女神の揺れる心を
浮気性だと怒る者には、 
その小さな器に入る分の
小さな幸運だけが与えられ、
移り気な女神ほど
魅力が増すのだと
理解した者だけに 
ビッグチャンスが来るのです。

『ガルシアに祝福を!』 
諦めないでゴルフが
報われることを
教えてくれた気がします。

松山英樹プロも
米国の事前の特集番組で
「彼は昨年までの彼に戻った」
と厳しい意見もありましたが、
悪いなりにどうにかするのも
トッププロの資格です 
次のメジャーに期待しましょう。

流れは単純ではなく、
複数の要素で、
方向や早さが決まります 
ガルシアにとって、
勝利の最後の一押しといえる
要因は何だったのか?
フィアンセと肩を抱き合って
勝利を噛みしめる姿に
色々な物語が浮かんで、
ニコニコしてしまったのです 

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