20170330

ゴルフマニア手帳: インパクトで右肘の位置が進行方向にあるか?-力の伝え方レッスン

右肘の位置が進行方向に移動している

今回のレッスンは右肘の位置に注目したレッスン。正面からの画像で、がアドレス時よりインパクトで右肘が飛球線方向にあるように、という内容。


インパクトで効率良く力を伝えよう


右肘の位置が、アドレス時より飛球線方向にあるようなインパクトの形。これが効率良くクラブを使って、ボールへ力を伝えていくという形。

右肘だけに意識を集中し過ぎると、クラブフェースが開きやすくなってしまうので、最初に習った手首の角度グリップエンドの向きへの意識も重要になってくる。

(関連記事)
“手首の使い方をグリップエンドの向きで知る-スイング改造計画”
(2016年10月6日投稿)

右肘の動かし方

右肘を内側に入れながらボールへ向かいつつ、クラブフェースはずっと地面を向けながらボールへ向かって行くイメージ。もう手首がよじれそうになる(笑)。

ただ、こうしていろいろな方向から学ぶことで、ジワジワしっくりと身に付いてくる。以前よりもかなりラクにボールを運べるようになった。


肩が目標方向に回転すると実現しやすい


また、手首の角度+グリップエンドの向き+右肘の位置と通り道で、腕ばかりを気にすると手元がすごく窮屈になってくる。

右肘の位置レッスン

ここで、肩も回転していると考えると、これらのことをスムーズに守りながらスイングすることができる。・・・というほど簡単じゃないけど(笑)。

クラブを上手に使ってボールに力を伝える。

やっていることは決してラクな動きではないんだけれど、できる人を見ているとそれがすごくラクにやっているように見える。これが上級ということなんだろう。

室屋コーチのインパクト


やさしいクラブでレッスンを受けることのススメ


よく難しいクラブで練習した方が上達すると言われることがある。確かにしっかりと目的を持ってブレずに邁進できる優れた素質がある人はそうかもしれない。

だけど、負のスパイラルに入ってしまう人がほとんど。

やさしい道具という安心感があることで、ミート率の呪縛から解放され、迷わないスイング改造やコーチの教えを実行して身に付けていける。

(室屋コーチ)やさしいスペックのクラブで練習することこそ学べるものも多く、レッスンでも効果を実感してもらえることが多い。

レッスンを受ける時は、普段使いのクラブはひとまず置いて、例えば手近なところで女性用の短く軽くしなるクラブで受けてみるのがおすすめ。


(関連記事)
“効率良くインパクトするためのイメージチェンジレッスン”
(2017年1月26日投稿)

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