Question
ゴルフに才能はありますか？
Answer
ゴルフに必要な才能とは何なのでしょうか？
一般的には、自分ひとりで試行錯誤して
当たるところを探して定着させるための能力を才能だと
言うのではないでしょうか？
これには勘が良く、洞察力があって、研究熱心に正しい動きを探し
運良くしっかりと打てる打ち方が見つかった人に必要な能力、
という答えが欲しいのだと思います。
これだと、数百万人に一人、数千万人に一人くらいしかプロには成れません。
ところがかなり多くの人達がそのレベルに行けているのは
教科書通りに効率良く習得しているからなのです。
ゴルフには身体能力はあまり必要ではありません。
野球のように動体視力や俊敏性、反射神経や瞬発力などはあまり必要なく
重要なのは同じことができるかどうかだけなのです。
この再現性という、全く、同じことをするのが一番重要なスポーツでは
勘の良さや洞察力は必要なく、あえていえば地道な事をコツコツとやれれば
誰にでも上に行くことができるスポーツです。
年齢、性別に関わらず、誰もが楽しめるスポーツですので
特に必要な才能はほとんどありません。
飲み込みの早い人は忘れるのも早く、ドンクくさい人は習得期間は長いのですが
忘れ難く崩れにくいという長所があります。
訓練によって誰でも上達し、同じように上手くなれるのがゴルフです。
強いて言うならば、その単純な地道な事をコツコツとできるかどうか
は才能かも知れません。
また、混乱した情報の中から、どれが正しいのかを見抜くだけの力や
正しい理論に巡り会えるかどうかの運は必要かも知れません。
ただ、どんな打法でも、再現性という毎回同じことができるかどうかで
スコアはほとんど決まりますので、どれだけ練習ができるか、
どこまで自分に厳しく精度を追求でいるかなども、
ある意味才能なのかも知れません。
しかし、これらはやる気しだいとも言えるでしょう。
ゴルフはあまりにも奥が深すぎて、最初から頂点を見ることができません。
自分が見えている範囲内でやれることを最大限にやるだけのことです。
一番もったいないのは、このような疑問を抱いている期間です。
自分には才能がないのかもしれない。
やはり、センスがないので上手くなれないのだ、と勘違いしている間は
なかなか上達はしません。
まず、どんなにへっぴり腰打法でも、同じことができればスコアはアップします。
格好や飛距離ばかり気にして、常にスイングをいじっている人がいますが
それをまず止めないと定着しません。
最後に変更した動きが３年前だったら、そろそろスコアがアップして来る時期だ
と考えてください。
それまではいくら変えようとスコアは良くなりません。
ゴルフはいくらでも遠回りします。
最短の上達法でしっかりと練習をすれば、このような疑問はなくなるはずです。
