女子プロの平均ヘッドスピードは約40m/sと一般男性のアマチュアゴルファー
と変わらないのです。では何が違うのでしょうか。
ミート率の違い
へッドスピード同じ40m/sで打っても、女子プロのボール初速は
60m/s前後に打ちます。
それに対し、アマチュアのボール初速は50~55位でしょう。
ボールの初速が「1m/s」上がると7ヤード飛距離が違うと言われて
います。これで約50y前後の飛距離の差になります。
クラブ軌道の違い
一般アマチュアのインパクトは、フェイスが開いてインパクトをする
傾向にあります。
大型ヘッドのクラブは、テイクバックでクラブフェイスが開きすぎると、
インパクトまでにクラブフェイスがもとに戻りきらずにインパクトを迎えてしまい
スイング軌道も、アウトサイド・インのスイング軌道が多いので、カット軌道に
なり、スピン量が増えてしまいます。
ランの違い
女子プロのは、ランが出るように打っています。
レベルブローからややアッパーブローに打っている選手が多く、ランが
出やすい打ち方をしているのです。
加速するスイング、同じヘッドスピードでも、インパクトから加速する
スイングと、インパクトで終わってしまうスイングでは、飛距離は全然違います
クラブを振るという動作。
フォローにかけて加速して振る動作。フィニッシュまで振り切るという動作が
アマチュアゴルファーと決定的に違い点です。
アマチュアゴルファーは、ボールに「当てる」「打つ」ということに意識が行って
しまいます。
当てて終わり、打って終わりで、パワーが減速してしまうのです。
インパクトは通過点で、フィニッシュまで振り切るということを練習しましょう。
振り切ること。 加速するスイング。ミート率。この3点で決まりですね。