日本オープン最終日は、松山選手が圧巻のプレーで優勝しました。それは池田選手とのデッドヒートというよりも、池田選手はアップアップしてついていこうとしていたような、そんな印象さえ感じるほどに力の差があった、世界のトップレベルというものがどういうものなのか？ということが、明確に感じられた最終日でした。あれほどのプレーでも、世界のトップ10には入れない、ということが、むしろ日本と世界との大きな隔たりというものを感じさせる試合だったといえるかもしれません。
そして、それほどのプレーを見せる選手だから、最終日のギャラリー数も１万４千４１７人と多く、四日間でも歴代二位のギャラリーだったと解説されていました。つまり、最終日は５０００円の価値があった試合であって、普段の試合で５０００円だとしたら、それは無謀な数字だから人が入らない、ということも明確になったのではないでしょうか？ＪＧＴＯはこの結果を真摯に受けとめ、普段の試合の入場料の上限は３０００円くらいにすぐべきでしょう。アメリカならファンからの声ですぐに価格が変わるのに、日本はスポンサーが決めるのでしょうか？そうだとしたら、そのシステムに問題があるとしか言えず、それを変える努力をするべきでしょう。
ただ、今回は松山選手の活躍が、多くのギャラリーを呼びましたが、だからといって、やはり選手なんだと考えてツアーが努力しないとすれば、それは大きな誤解で、ツアーがもっと努力すれば、普段の試合でももっと人が入り、昨日のような試合では５万、１０万、という数字さえ夢ではなくなるはずだと思います。
日本の女子の富士通レディースは、松森彩夏選手がツアー初優勝を飾りました。松森選手は、去年賞金ランク４０位でシード選手となり、今年はトップ１０が４回と好調で、今回、初優勝しました。まだ２２歳の若手で身長が１７０センチという大型の選手なので、今後の活躍に期待です。
アメリカ男子のセイフウェイオープンは、ブレンダンスティールが65で回って逆転優勝しました。
アメリカ女子のハナバンクチャンピオンシップは、-10で並んだカルロタ・シガンダとアリソン・リーのプレーオフとなり、最初のホールでバーディーとしたシガンダが勝ちました。シガンダはツアー初優勝です。日本勢は、野村選手がー３で１８位タイ、美香選手は＋１３で６９位タイでした。
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from まる得！ゴルフレッスン公開