今年の日本の女子ツアーは、ここまで全37試合中、32試合が終了し、残りは5試合です。しかし、最終戦とTOTOジャパンクラシックは上位の選手しか出られないので、シード争いをしている選手にとっては、残り3試合です。
ここまでの32試合中、18試合が海外勢の優勝で14試合が日本勢の優勝なので、日本勢が勝ち越すには、残りの5試合全てを日本勢が優勝するしかなくなりました。
一方、賞金女王争いはというと、現在の1位がイボミで1億5千万ちょっと、2位は笠選手で1億2千200万弱、3位は申ジエで1億1500万弱、4位は鈴木選手で1億1260万ほどです。残り5試合の優勝賞金の合計は、9800万円ほどあるので、まだまだ4人全員に賞金女王の可能性があると言えます。仮に笠選手が最終戦とその他1試合で勝ったとしたら、3940万〜4300万円くらい加算できるので、笠選手の賞金は1億6000万円以上も可能です。しかし、その場合でも、イボミがかなりの不調でない限り、イボミを逆転することは簡単ではないと思われるので、現状では、8割がたイボミが賞金女王になると考えていいでしょう。イボミとしては、去年の記録2億3000万円を超えることが目標でしょうから、賞金女王というより記録との闘いという高い意識で戦える点が、賞金女王になりたいと思って戦う選手との精神的な違いがあり、有利だと考えられます。
一方、アメリカの女子はというと、現在、1位はアリヤ・ジュタニュガンで2億5千万円くらい、野村選手の賞金ランクが9位で1億1800万円くらい、美香選手は60位で2700万円くらい、藍選手が66位で2500万円くらい、横峯選手が2100円くらいで73位、そして上原選手は1820万円くらいで79位です。従って、現状でシードと戦っているのは、上原選手だけ、ということになりそうです。横峯選手は、日本での戦いではデビュー年以外、賞金額はほぼ1億円付近で、5000万円を切ったことがないので、アメリカに行ってからは去年が38万ドル、今年が21万ドルと、賞金的にはかなりの減収です。ただ、横峯選手クラスだとスポンサーからの収入の方が多いでしょうから、金銭的に問題はないと思われます。しかし、試合の結果は年々悪くなっているので、今後、メジャーで勝つような活躍への期待は小さくなってきていると言わざるを得ないでしょう。
そんなわけで、女子のゴルフは今年も韓国勢の勢い収まらず、といったところですが、日本では若年層に強い選手が出てきているので、そういった選手の成長に期待しつつ、今日もレッスン公開です・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開