20160706

鹿又芳典ゴルフブログ: EPON AF-205


FWの選択肢がドンドン広がってきました


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EPONさんからは何年ぶりの発売だろ。。。  思い起こせばフルチタンのFWを定着させた元祖と言ってもいいくらい そんなモデルが熟成されて登場したんだから悪いはずがないっ

ヘッドサイズもちょうど真ん中のミッドサイズ的な大きさで、フルチタンにありがちな打感の鈍さは一切ありません。この辺は後から出すモデルの方がいいのかななんて勝手に考えていますが、こういう高額なヘッドの特徴は何かを少しだけお話しします。

なんせナショナルブランドのFWの中心価格帯は4万円以下 この価格だとこの辺のヘッド代にも足りないそこの差がどこに出るのかって事です。  この差は1つだけではなく素材・設計・作り方・仕上げなど複数の要素が重なり合います。

もちろん設計や開発に関してはナショナルブランドの方が何歩も先を行けるはずなんですが、4万円以下でクラブとして販売して利益を出すという使命があるので、高額な素材は使えないし歩留まりの悪くなりそうな複雑な設計もしにくい傾向になります。 また仕上げ(塗装も含め)に関しても使う塗料や手のかけ方によって原価が変わるのが当然なのでそういう結果になりやすいんです。  ではそこにお金をかけないからクラブとして劣っているのかというとそうではなく、今の競争に勝てるように新しい技術をドンドン投入しています。 つまりパーツのヘッドは逆に原価をかけられる分、丁寧な造りこみをしてプラスアルファの性能を出しています  なので同じヘッドでも物造りの考え方が共通するところと全く逆なところがあるんです

ってことで、今パーツブランドのFWと言えば
ROMARO  打感&球質
JUSTICK      素材&強弾道
RODDIO   優しさ&調整自由度

そしてこのEPONの絶対的なバランスの良さと、とても優れたヘッド達が揃ってきていますから必ず気に入ったFWが創り上げられるはずですよ  もちろんFW専用シャフトのバリエーション豊富さも合わせてです




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