20160708

ゴルフ惑星: 釈迦の散歩と8番アイアン



今年も見ることができました 
蓮の花が見渡す限り咲いて、
夏の到来を教えてくれました。

いつもお世話になっているコースの
池越えのパー3。
144ヤードで気持ち打ち上げ。
ピンが手前なら8番アイアン、
奥なら7番アイアンで打ちます。
夏距離です 



このホールで蓮の花を見ると
芥川龍之介の“蜘蛛の糸”を
思いだします 
冒頭で、散歩をしていたお釈迦様は
ふっと蓮池を覗いて、
その奥深くに地獄を様子を
見てしまうのです 



8番アイアンと7番アイアンの
どちらで打つかを決断しながら
蓮池の奥底には
地獄があるのか、と考えます 
5番目のホールなので
この池にボールを落とすと
まさに地獄の始まりに
なってしまいます 

毎年紹介していますけど、
このホールは面白いです 
未だにグリーンを
正確に読み切れません。
番手の狭間の距離なので
狙い通りの場所に
なかなか乗せられないから
経験値が上がらないのです。

白、薄紅、赤……
カラフルな蓮の花に魅せられて、
癒やされました 
それだけで十分でした。
その瞬間にしか味わえない
シーンがあることは幸せです 


ゴルフプラネット 第63巻  ~スコアを満足させるゴルファーの栄養読本~ 篠原 嗣典 マイナビ出版 ゴルフプラネット 2001年度版 【全4巻セット】 篠原 嗣典 マイナビ出版 ゴルフ千物語7 一八番ホールの憂鬱 篠原 嗣典 マイナビ出版 まつよい 篠原嗣典 第3回マイナビ電子書籍コンテスト入選作 マイナビ from ゴルフ惑星