20160718

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ダウンスイングのスタートは左上腕から


ヘッドを上から入れる の利点は解説してきたが、
それをするための 上腕のことについて考えてみよう。

一般的なオンプレーン型のスイングであると
左サイドのリード 左足や左腰から
ダウンスイングが始まって、
両腕の上腕や肘の動きが最後というか
インパクトの直前~直後の区間
体が動ききった後の運動になる。

クラブを上から入れてくる
ヘッドの重さを昨日左折使う方法では
その順序は 真逆 な感じで
ダウンスイングの始まりは 上腕の動作 から
という事になる。
ここはちょっと理屈っぽくなるかも だけど
584506d7基本、ゴルフスイングはグリップ(握る部分)を介して
両腕がつながった状態であるから
片方が動けば、片方も動かざるを得なくなる。
しかし多くのスイングは
左腕と体が固定された状態で
左腕を体から離す習慣が皆無、慣れておらず
ダウンスイングを始めて 右腕を伸ばすとか、
右ひじを伸ばす という行為をしてしまうと
動かない左腕、左グリップを軸に
右腕でクラブを押してしまう。
それでは元の木阿弥だ。
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なので 本当は両腕の上腕が一緒に動き始める
体よりも先に動き始めるのだけれど
今までの習慣や癖 を踏まえたうえで
ダウンスイングの始めは まず 左腕上腕から始動始め
自分の胴体から左上腕を離す
左の腋 左の腋の下を開ける動きから動作させてみよう。

意外に難しいと思うよ。

左の上腕 というか 左の肘
これを自分がこれから動きたい方向に移動させる
練習をしてみよう!
と言っても 多くの人が
左の上腕を体から離した経験が無く
体ごと左の肘が移動したのを
自分で左の肘を移動させたく勘違いしているというか
感覚がそうなっているので
体はトップの位置を向いたまま
固定した状態で 左ひじを動かすとか、左上腕を動かすとか
そういう素振りなり、訓練をしないと
なかなかそこには行きつけないと思う。
スナップショット 2 (2014-04-20 10-04)

勿論右腕のサポートも必要で
始めに動かし始める左ひじの向いている 向かう方向が
右腕を伸ばし グリップを押す方向を定めます。

右腕を伸ばすと ライ方向
よく言われるキャスティングの方向にクラブを動かしてしまう
というのは、動作として左腕が止まっているのが原因で
右腕を伸ばした時にグリップやクラブを押すその力が
逃げ場がない証とも言えます。


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