【質問】
「倉木様 FWをジャスティックプロシードの3.5.7にエボⅡFW用の50sを
挿していました
ドライバーをM2に変えた為、FWのヘッドもM2に変え総重量と長さはそんなに変
わってないのですが
(バランスは1ポイントばかり軽くなっているかもしれません)
シャフトは同じものの新品を買い挿しましたが重く硬く感じ打ちにくく感じます
M2のシャフト差し込みが深いからそう感じるのでしょうか?
以上宜しくお願い致します」」
【回答】
同じシャフトでも
・ネックの長さ(ソールからシャフト差し込み位置までの長さ。同じ計測方法で比較すること)
・シャフト差し込み長
・チップカット長
・ヘッドの重心距離、深度
によって曲げ剛性分布が大きく変わります。
これは加工者の腕によるところが大きいです。
以前とできるだけ同じフィーリングにしたいということを伝えることと加工者がそれを依頼者に確認することが大事です。
簡単に言うと、バット側のカット長が揃えば基本的には同じ「流れ」の曲げ剛性分布になります。
これはクラブ長に対して、です。
細かい点にまで注意を払う工房であれば、ネック長と仕上げクラブ重量、ヘッド重量、シャフトのチップとバットを何ミリ(インチ)カットするかの説明や、調整による仕上がり方の違いなどの説明をするものと思います。
硬く感じるということであれば、前回よりも同じクラブ長に対するバット側のシャフトカット長が少ない可能性があります。
この場合は長い番手を短い番手に差し替えることで調整できる可能性があります。
以前使用していたクラブも持参して相談すると良いです。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ