20160414

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: ウェッジシャフトのステップ位置に関するご相談です

【質問】
「ゴルフクラブについて5-PWはブリジストン703リミテッドDGS200、AW・SWはクリーブランド52・58でDGS200を使っています ウェッジ3本のシャフトの第一ステップの違いについて写真のような場合S200表示となってますが流れてきにはおかしくなりませんか もう少し第一ステップの場所が揃ってくるほうが良いのでしょうか 写真にあるラインが第一ステップです PWで110-120 AWで85-95 SW-70ヤードほどになります AW・SWはPWにくらべると下を抜けて高く上がる感じです」



【回答】
第一ステップは必ず揃えなければならないということはありません。
目的に合った加工をすることが大事です。
PWよりも単品ウェッジの方がネックが長いことが多いです。
簡単に言うとネックが長いクラブの方が

・打ち出し角度が低め
・バックスピン量が多め

の弾道が出やすく

・シャフトの粘り感が強くなる
・シャフトが軟らかく感じられる

というフィーリングの特徴があります。
AW、SWはPWよりも短い距離のコントロールショットの使用頻度が高くなります。
そのような状況においてどのような弾道を要求するのかによってステップ位置の調整、つまり、シャフトのチップカット、差し込み長の調整方法が変わります。
第一ステップを揃えるということは、PWよりもチップカットが多いかシャフトの差し込みが深い、または両方となります。
すると

・打ち出し角度が高くなる
・バックスピン量が減る

という変化が生じます。
そのような弾道を要求するのであれば第一ステップを揃えると良いでしょう。
ちなみに第一ステップを揃えること自体には特に意味はありません。

PWに比べて AW、SWが高く上がって抜けてしまうということですが、単品のAW、SWはフルショットよりもコントロールショットの性能を優先しているのでフルショットでは上がりすぎてしまうことが多いです。
第一ステップを揃えるべくチップカットなどをすれば、より高く上がるようになります。
そのような弾道を要求するなら第一ステップを揃えるということ(というよりも本質はチップカットでシャフト剛性分布をやや弾き系に変化させつつ全体的な剛性を上げるということ)をすると良いです。
ほとんどのプロはウェッジでは抑えたショットを優先するので第一ステップを揃えるということはしません。
やると弾道が高く上がってしまい、抑えたショットが打ちにくくなるためです。
目的に合わせて考えると良いです。


  from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ