カシオワールド最終日、11番を終えた時点では、3打差で残りは7ホール、普通ならなんとか逃げ切れるはずの石川選手でしたが、迎えた12番でダボ、続く14番ではボギー、バーディーで逆転を許し、優勝の可能性がかなり低くなって迎えた17番、石川選手はカラーからのバーディーパットをねじ込んでバーディーとし、スコアは-13で1位タイに復活、迎えた最終のロングは、ティーショットをナイスショットし、セカンドはアイアンで届くところまで飛ばしました。続いてティーショットを放ったジュゴンみたいなジュンゴンも、落ち着いたショットでフェアウェイキープ、しかし、石川選手よりも20yくらいでしょうか、飛距離では差がつけられました、ジュンゴンの残りは264yほどで、これを3Wのフェードで狙い、ボールはイーグルチャンスに付き、大歓声が沸く中、セカンド地点で歓声を聞いた石川選手は、ジュンゴンがイーグルチャンスであろうことを感じながらのセカンドを打ち、つま先上がりのライなので少し右を向き、3Iのドローで狙ったセカンドは、グリーン左にオンするも距離のあるイーグルパットを残しました。
石川のイーグルパットは、バーディーは確実と思える位置ですが、ショートし、ジュンゴンは、入れば優勝という緊張のイーグルパットを落ち着いた表情で沈め、大会の幕を引きました。というわけで、スポット参戦で二勝もするということはできなかったけれど、それを防いだのが韓国の選手、という、今回も日本のファンにとっては、なんとも残念な結果になりました。そして、これで賞金王も確定し、今週のゴルフ日本シリーズは、女子に続いて意味のない余興の最終戦となりそうです。
一方の女子は、申ジエが突っ走ってどうにも手が付けられない状況となり、結局二位とは6打差で、初めて国内メジャーの栄冠を奪いました。これで、女子のツアーは終了し、今年は、なんということでしょう。賞金ランクのトップ5が海外勢、4人が韓国勢という、なんだかな!(by故阿藤快)っていう感じです。
注目の男女ギャラリー数バトルは、男子が5542人、女子が5864人ということで、女子に軍配があがりました。また、四日間の合計は、男子が14143人、女子が15422人ということで、こちらも女子の勝ち、去年との比較では、去年の男子が15459人で、女子が15086人だったので、男子は約1割弱減、女子はほぼ同じ、という数字です。男子はこの会場で始まった2005年には、四日間で18208人だったので、当時からすれば2割以上も減っています。
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from まる得!ゴルフレッスン公開