今週のトーナメントは、アメリカ男子がRSMクラシックで、今年最後の公式競技です。日本からは岩田選手が出場します。アメリカ女子は、最終戦のツアーチャンピオンシップ、日本からは美香、野村、藍選手らが出場します。そして、日本の男子はダンロップフェニックス、石川、松山選手に加え、ジミー・ウォーカー、ダニー・リーなどが出場します。優勝候補は松山選手かウォーカーかダニー・リーかといったところですが、個人的にはトニー・フィナウに注目しています。そして、日本の女子は、エリエールレディースオープン、ラス前の試合です。賞金女王は既に決まっているので、シード権争いが地味〜に白熱します。
今週のアメリカ男子の試合は、フィールドが先週の次くらいに弱めの試合で、しかし、それでも世界のトップ100からは17名が出場、フィールド1位はザック・ジョンソンの10位、2位はクーチャーで17位、3位は25位のキスナー・・・とあって、岩田選手は現在102位なので、フィールド18位での出場です。だから、予選通過くらいは軽くできるはずですが、岩田選手のほんとの世界ランクは160位台くらいかな〜っていうイメージなので、そうなると、フィールド40位台くらいにまで落ちてしまうから、簡単ではないにしても、なんとか予選は通過できるはず、っていう気がします。
今週の日本の男子、ダンロップフェニックスの記録を見ると、1973年の初代チャンピオンが宮本康弘プロで、その後、84年までの11年間は海外勢が優勝をさらい、日本勢で久々に勝ったのは、中嶋プロでした。しかし、その後86年から93年までは、海外勢が勝ち、久々の日本人優勝はジャンボさんで、ジャンボさんは三連覇しています。その後の18年間では、日本人の優勝は5回だけで、しかし、近年は海外勢の出場選手も少なく、中嶋プロやジャンボさんが勝った時代とは、優勝の重みに差があるように感じます。
去年は、松山選手が優勝しましたが、この大会を連覇している選手は海外勢に多く、日本人ではジャンボさんだけなので、松山選手には是非ジャンボさんの3連覇を破る記録を出してほしいところです。
アメリカでは、今期の初戦から初優勝選手が続き、強い若手がどんどん出てきています。日本では、ベテランの活躍が顕著で、若手が寂しい状況で、松山選手一人ががんばっている印象です。石川選手も日本に戻れば凄いですが、アメリカに行くと、普通になってしまっています。だから、今は松山選手に負んぶに抱っこ状態の日本の若者層です。ところで、昨日は今年プロテストに合格した若いプロがレッスンに来てくれました。彼は今後アメリカでしばらく修行するということでしたが、是非、強くなってほしいと思いました。
それでは今日もレッスン公開をお楽しみ下さい・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開