今週のトーナメントは、アメリカ男子がメキシコでのOHLクラシックアットマヤコバ、日本からは岩田選手が出場します。女子はロレーナ・オチョア招待、日本からは横峯選手が出場します。日本の男子が三井住友ビザ太平洋マスターズ、注目選手はババ・ワトソンと石川選手です。そして女子は伊藤園レディースです。
日本の男子の試合は、昔なら国際三連戦と言われた3試合に突入ですが、近年は、あまり国際的ではないし、カシオに至っては、国際性ゼロなので、そろそろカシオワールドオープンなんていう名前はやめて、カシオドメスティックオープン、ってした方が正しいでしょう。
今週の三井住友ビザ太平洋マスターズは、去年に続いてババが出場しますが、去年は24位と、ギャラだけもらえば十分といったイメージの戦いだったのが残念なので、今年はなんとしても迫力の優勝争いを見せてほしいところです。
日本の男子は、今週を含めて残り4試合、現在の賞金ランク1位はキョンテで1億5700万円、二位との差は約7000万円です。残り試合の優勝賞金の合計は1億5000万円なので、まだわからないと言えばそうなんですが、現実的に考えると、残り4試合全部勝つなんてありえないし、どんなにがんばっても2勝が限界でしょう。だから、誰かが最後の3試合のうち2勝して、キョンテが1000万円も稼げない、ということにならない限り、賞金王は既に決まっている、と言う状況です。
一方の女子は、残り3試合で優勝賞金の合計は6100万円で、イボミとルーの差が5400万円だから、ルーが三連勝して、イボミが700万円も稼げない、ということにならない限り、イボミの賞金女王は確定している、という状況です。
アメリカ男子ツアーは、プレーオフを導入し、プレーオフの最終戦まで楽しめるように改革してきました。今年の日本は男女ともに4試合ほどを残して、既に賞金王がほぼ確定し、おそらく最終戦は、何の意味もない試合になるでしょう。これはきっと神様の思し召しではないでしょうか?この思し召しを素直に受け入れて、ツアーを改革すれば、今後はもりあがるかもしれませんが、それを無視すれば、衰退の一途でしょう。改革は簡単です。日本のツアーもポイント制を導入し、各試合にポイントを決め、アメリカのように最後の4試合で賞金王が決まるようにすればいいのです。たとえば、ツアー全体での賞金額は増やせないのなら、レギュラーの試合の賞金の5〜10%ほどを蓄積し、最後の4試合でのポイント王にボーナスを支給し、それで賞金王も決まる、みたいなことにすれば、最後まで楽しめるでしょう。それって、そんなに難しいことではなはずです。ポイント制はアメリカに習えばいいし、ボーナス制はスポンサーにお願いすればいいだけで、スポンサーの負担が増えるわけでないので、説得だけです。そんなふうに、もりあげようとがんばっている姿勢を見せることで、ファンは必ず帰ってくれると思いつつ、今日もレッスン公開です・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開