先週の世界ランクポイント(優勝ポイント)は、日本の試合が16ポイントで、ヨーロピアンチャレンジの試合が17ポイントでした。普段のヨーロピアンチャレンジの試合は、12ポイントの試合が多く、18ポイントの試合もありますが、平均は12ポイント台だろうと思います。そして、ウェブコムはというと、大体の試合が14ポイントで、最後の4試合が16ポイントと20ポイントになっています。一方、日本ツアーはといと、大体の試合が16ポイントで、今年なら日本オープンが32ポイントと突出していました。
従って、ツアーの格付けとしては、PGAツアー、ヨーロピアンツアー、日本ツアー、ウェブコム、ヨーロピアンチャレンジ、という順ですが、PGAとヨーロピアンは別格で、残りの三つはさほど差がないといえる差です。
日本ツアーの人気低迷は、加速度的に強くなっているようですが、ギャラリーが入らない原因として、入場料が高すぎる、人気があった頃の価格を引きずっている、ということがあると書いています。では、適正な価格とはいくらくらいなのか?ということを考えた時、たとえば、今週のマヤコバクラシックの場合、ワンデーがたったの10ドルです。しかし、人気のある試合、たとえばファーマーズインシュランスは40ドルくらい、今年はちょっと有名選手も出たフライズドットコムだと35ドル(水、木)45ドル(金土日)でした。だから、PGAツアーの場合、出場する選手層によって人気を予測し、価格を決めているのではないかと思われます。そして、世界のトップクラスが出る試合でも、大体40ドル、日本円で5000円くらいが相場になっているようです。
一方、ウェブコムはというと、入場料の相場は10ドル台くらいで、日本円で1000円〜2000円くらい、ウィークリーパスで4000円くらいのようです。この価格って、そう考えると、日本のツアーはウェブコムよりちょっと格上だけど、PGAツアーとは月とスッポンなんだから、日本のツアーで5000円も取るっている試合があるのは、明らかに不相応です。だから、お客さんもそういうことを感じて、来てくれません。ウェブコムの価格を考えれば、平日で1500〜2000円くらい、土日は2500円、ウィークリーパス(日本の4枚チケットとはちょっと違います)で5000円くらいが適当なのでしょう。そんなふうに考えてみると、世界ランクの優勝ポイントとチケット価格には、連動性があるように思います。世界ランクポイントというのは、いくつかの要素で決定されるようですが、大きな要素の一つにフィールドの強さ、といことがあります。つまり、強い選手が多く参加している試合では、ポイントが増えるということで、これは至極当然のことです。フィールドが強いということは、人気選手が多いということにもなります。そういう試合は、入場料も高くなるでしょう。だから、世界ランクポイントと入場料を連動させてはどうでしょうか?入場料、世界ランク優勝ポイント連動性です。たとえば、先述のファーマーズは世界ランクポイントが52ポイントで5000円くらいの入場料だし、世界ランクポイント14ポイントくらいのウェブコムなら1500円くらいなので、この際1ポイント100円ということにして、日本の大体の試合では1600円、今週の試合だと多分1800円くらいが適当になるかもしれません。それが、ツアーを観る価値を計るには、非常に良い基準ではないかと思いつつ、今日もレッスン公開です・・・


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from まる得!ゴルフレッスン公開