健康の為に禁煙しようと決意したのではなく、
何となく美味くなくなったからである。
50年近くロングピースの愛好家だった。
以前からニコチンタールが少ないモノに替えてはと勧告はあったが、
ロングピースからショートピースに替える事はあっても、
セブンナントカとかラークナンチャラに替える気は更更なかった。
ただ何となく喫煙しなくなったとしか言い様がない。
身近にいる愛煙家から理想的な訣煙方法ですねと羨ましがられたが、
断煙達成者への賛美は肥満で、
確実にどんな人でも太ると脅かされていた。
飴をシャブッタリする気弱でもなく、
駄菓子や煎餅をバリバリとやるような、
口淋しくなるタイプでもないので鼻ククリしていた。
トコロがどういう訳か体重が増えていくのである、
ウエストサイズが広がっていくのである。
確かにすべての食事で食材の香りや味が美味しいのだが、
節制と流行サプリメントも摂取しているので思い当たる事がない。
運動量が足りないのか?と練習とラウンドに励んでいた。
シルバーウィークを挿み9日間6R半プレーする根性はあるが、
腰が痛くなるだけでウエストが狭まる事はなかった。
開き直って体重が増えたって良い!と口走ってはみるが、
困るのはウエストサイズである。
春先や昨年のスラックスが穿けないのである。
コレも金さえあれば…○○クロがあると…叫んでみるが、
洋梨型の腹にサスペンダーをするゴルファーにはなりたくない。
週に何日か断食するしかないか!と悲壮な覚悟をしたら、
妻が塩分ダイエット方法を見付けてくれた。
ザックリ云うと塩分抜きの食生活をすることなのだが、
塩分が脂肪分を貯め身体のムクミを作ると云うのである。
ニコチンかタールの成分が塩分摂取を抑えていたのか?と、
学者でもないのに断煙肥満経験者として思ってしまった。
幸いな事に料理上手な妻と家庭菜園の激辛ナンバンがあるので、
食事すべての味付けに減塩ではなく塩と醤油を使わないで、
激辛南蛮と辣油の食生活を三日間試してみた。
激辛南蛮が腸を刺激するのか…出るべきモノが出る。
デルベキ物がでるのでウエストは確実に狭まってきた。
体重も三日で1Kは落ちてきた。
塩分ダイエット方法は良いかも知れない!
完全断塩は食材素材上難しく、
断塩に近い減塩ダイエットにシフトしているが、
コンビニ商品や加工食品の塩分量に舌が怯える程敏感になった。
恥ずかしながら65歳にして素材の美味しさがよく解った。
問題が一つだけある。
ドコカで読んだが塩分抜きはロシアでは刑罰に使われているらしく、
人間の闘争心などを削ぎドンナ凶悪犯もオトナシクなるらしい。
嗚呼…ボギーになっちゃった…あはは!では、
60代エイジシュートを目指すゴルファーとしては問題だ。

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