クラブの構造をご覧ください。
当たり前と言えば、当たり前ですが
『シャフトはクラブヘッドのヒールに接続されています。』
そして先端部分であるトゥ部は
物理的言えば質量に当たります。
ゴルフクラブは機械仕掛けではありません。
人間が動作によって、グリップ部分を移動させるから
結果として重量物に当たるヘッド部分も
移動するのです。
それと同じく、グリップが移動するのと
直接関係にあるのは クラブヘッドではヒール部分です。
クラブヘッドのトゥ部分は質量なのですから
ヒールよりもたくさん動くことはありません。
つまり、人間が動作をするとヒール「が」移動する
という事なのです。
当たり前のようなことですが、
意外と忘れられていることなのではないでしょうか。
テークバックであっても、ダウンスイングであっても
人間が動作するからグリップが動き、
それにつながっているヘッドは仕方なく動きます。
ヘッドが動く～移動するということは ヒールが移動する
ということで、これも同じく
つながっているので 仕方なくトゥも移動するわけです。
ですからヘッドが単独で回転する
ヘッドローテーションというのは
質量と言う法則に反した不自然な動き となる訳です。