(6,483ヤード・パー72)>
賞金ランク1位が飛ばし屋を捻じ伏せた。国内女子ツアー初開催となる
小樽カントリー倶楽部を舞台に行われた「ニトリレディス」。

最終日、イ・ボミ(韓国)が渡邉彩夏との熾烈な競り合いを制し、今季3勝目を
挙げた。
2位と1打差をつけての首位でスタートしたボミだったが、前半で貯金を
あっさり放出。
渡邉に首位を明け渡した。折り返し12番でもボギー。気がつけば首位の渡邉に
3打リードを許していた。
それでもボミは慌てなかった。過去に小樽カントリー倶楽部で行われた男子
ツアーでバックを担いだことのある清水重憲キャディが「120回くらい言った(笑)
このコースは我慢をすればチャンスが来る”という言葉をひたすら信じた。
すると言葉通り、我慢を重ねたボミに幸運が訪れる。13番パー5でバーディを
奪うと、14番でもバーディ。15番で5メートルをねじ込み3連続バーディ。
伸びあぐねる渡邉を一気でかわし、そのまま逃げ切った。
これで賞金1,440万円を獲得したボミ。賞金ランク2位との差を約5,000万円に
拡げた
今週からの12試合で3勝したいと試合に臨みました。そうすれば目標の年間5勝
に手が届くので」。。そして、その先に見据えるは悲願の女王の座だ
さすがの人気ゴルファーだけあって、彼女の活躍にはファンの声援も大きかった