さて、今回は、月刊ゴルフダイジェストが毎年実施している一番飛ぶドライバー決戦 D1グランプリのお話です。
ということで、、、
僕も毎年、この月刊ゴルフダイジェストのD1グランプリを見ています。
大手メーカーだけでなく、地クラブも優勝したりして、なかなか面白い企画です。
まず、、、このD1グランプリの条件ですが、直近1年間で販売されているドライバーで、今回は、合計45本の中からプロ3人のテスターの平均飛距離で争われます。
プロは、H/S50m/sの男子プロとH/S42m/s~40m/sの女子プロ2人の合計3人です。
また、一発勝負ではなく、予選で16本を決めて、そのあとトーナメント方式で1対1で勝ちあがりを決めています。
そのため、予選で一番平均飛距離が出たからと言って必ずしもそのクラブが優勝するわけではありません。
また、クラブはメーカーが準備した純正品で、9.5度 純正Sシャフトで、カチャカチャは標準ポジションになり、プロに合わせたセッティングにもなっていません。
そういう意味では、テスターのプロにあったスペックの方が優勝する可能性は高くなります。
とはいえ、男子プロと女子プロでは合うスペックは当然違いますので、そのあたりがどう影響するのかということもあります。
この企画の面白いところは、単に飛距離争いを記事にしているわけではなく、重心距離や、重心深度なども含めたヘッドの分析や、トラックマンを使用した弾道計測、スピン量や打ち出し角なども同時に掲載されているので、ドライバー選びにも役に立つ情報ですね。
すべてのヘッドのデータが掲載されているわけではないですが、クラブヘッドの特性とヘッドスピード別のスピン量などもわかってなかなかいいですね。
そして、、、今回のグランプリは、 PRGRのRS01でした。
ヘッドスピード50m/sの男子プロの場合、300Y近いショットで低スピン、高初速で距離を稼いでいるように見えます。
しかし、、ヘッドスピード40m/sの女子プロも同じように距離を伸ばしているので、意外とヘッドスピードが速くなくても飛ぶクラブになっているところが面白いところです。
このクラブは今、僕が使っているドライバーです。
ちなみにヘッドスペックは、こんな感じです。
僕は、このヘッドにカスタムでDIAMANA B60のシャフトを45.5インチで入れています。実際に振って、初速が速いことは実感できますし、低スピンエリアが広いので、吹きあがるようなミスショットはまず出ません。
セッティングは、9.5度のヘッドを1度ロフトアップ方向にカチャカチャしています。
実際、このクラブRS-01はかなりのオープンフェースなので、よほどのフッカーでない限りそのままでは、右へ行きやすくて上がりにくいクラブになっていると思います。
それを1度ロフトアップすると適性の弾道になって、フェース角も一度クローズ方向に動きますが、それでも、ほぼストレートフェースに見えるくらいです。
しかし、、、飛距離性能が高いと証明されたドライバーは、逆に力が抜けていいかもしれません。飛ばないドライバーで一生懸命飛ばさなくてもクラブが飛ばしてくれる意識で打てると力みも少なく打てそうですね。
なかなかいいクラブですよ。
使うときには、ぜひ、ロフトアップにカチャカチャしてから試してください。
ということで、、、、D1グランプリ優勝のプロギア iD ナブラ RS01 ドライバーの詳細情報はこちら!!!
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