日本人９選手が出場した今年の全英女子オープン。初日は１組目の
大山志保からスタートして、宮里美香）、宮里藍、横峯さくらと早い時間に
日本人選手が続いた。
先の男子メジャー、全英オープンでも分かるように、リンクスでは早朝プレー
のほうが有利だ。
風が比較的穏やかで、初日はスパイクマークも少なくグリーンが荒れていない
くわえて朝露など、グリーンもボールが止まりやすくなる。
日本人選手に非常に有利なペアリングが組まれたといえる。
どうしてこうしたペアリングになったのか？ 理由のひとつは冠スポンサーが
、日本企業のリコーだからだ。
つまりスポンサー探しに苦労しているイギリスのレディス・ゴルフ・ユニオンは、
２０１８年まで契約を延長したリコーに対して頭が上がらない。
さらにテレビ局が日本向け放送に編集しやすいように人気選手を早めの枠へと
配慮したようだ。
いいスタート枠を用意してもらって、４アンダー６位タイにつけた大山志保と
宮里美香はラッキーだったが、イーブンパー５３位タイだった宮里藍と横峯さくらは
スポンサーの“恩恵”を生かせなかったといえる。
先日は日本勢は相次ぐ辞退であったが、繰り上げで参加の選手達の活躍ぶりに
辞退した選手達は、どう思って日本のツアーを戦っているのかな?