20150514

ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」: ザ・プレーヤーズ選手権、ファウラーがプレーオフを制しツアー2勝目!石川は8位、松山は17位!

米男子ゴルフツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」(フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチTPCソーグラス)は、リッキー・ファウラー(米国)が、残り6ホールで1イーグル4バーディと驚異的な追い上げを見せ、通算12アンダーで並んだケヴィン・キスナー(米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)の3人によるプレーオフに持ち込み、4ホール目のバーディで決着。2012年の「ウエルズ・ファーゴ選手権」以来、3年振りとなる念願のツアー2勝目を挙げた。1打差の4位タイには、ベン・マーティン(米国)とビル・ハース(米国)、がつけた。通算9アンダーの6位タイには、ケビン・ナ(米国)とロリー・サバティーニ(南アフリカ)。また、石川遼が通算8アンダー8位タイ、松山英樹は通算6アンダー17位タイに入った。
20150510ファウワー.jpg
「ザ・プレーヤーズ選手権」成績
待ちに待ったファウラーの2勝目だ。2009年にプロ転向後、翌年は優勝こそなかったもののトップ10入りが7回、アメリカ代表としては最年少でライダーカップにも選ばれ、チームに貢献し、同年PGAツアー「新人王」も獲得し、同世代のマキロイとともに、タイガーの後を継ぐ次世代のスタートして期待されたが、マキロイが欧州ツアー、PGAツアーで各2回賞金王になり、メジャーでも4勝を含む通算17勝をを挙げているのに対し、ファウラーは1勝しか挙げていなかった。しかしながら昨年のメジャー4大会すべてにおいてトップ5に入るなど、「わずか1勝」が不思議な選手だった。しかし、とうとう、待ちに待った2勝目を、第5のメジャーと言われている大会で、終盤の猛追と、プレーオフという激戦で制したというのは、復活というより、6年間の溜まりに溜まった鬱憤が払拭されたといってもいい勝利に違いない。今後のファウラーから目が離せない。

そしてこの大会では、ファウラー、マキロイと同世代の石川遼(日本だけだと思うが3人をトリプルRと言うらしい)と松山秀樹も頑張った。松山は初日トップに立ち、2日目に74を叩き失速したが、最終日に3つスコアを伸ばし、何とか粘って首位と6打差17位タイ。石川は最終日に首位と3打差11位タイと米ツアー初優勝を狙える位置にもつけたが、最終日は1つしか伸ばせなかったが、首位と4打差8位タイで今季自己最高位につけた。
from ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」