2日目から首位のA・ブランドが逃げ切りました。
メジャーのコース設定で2位と6打差でのスタートですから、余裕綽々。
時々白い歯を見せてましたので、余裕の顕われかと思いましたが、最後までこれが続いてました。
安全第一でというかリスク回避のプレーをしていた様子がありありでしたね。
で、この日は3○4△でしたが通算-13。
2位の李尚熹はこの日3打伸ばしてこの位置まで来ましたが通算では-13。
3位は更に1打差で藤本佳則。二人とも良いゴルフをしてましたが、これが目一杯だったですね。
で、ブランドは日本ツアー初V、メジャーは初参戦でVですが、それ以前はPGAtourカナダ(2V)や米WEBcomツアー(下部ツアー)で戦ってきています。
昨年からのJGTO本格参戦ですが、これらの経験が生きていると言えます。
昨年の平均パット数=1.7901でランク57位でしたが、
今季はこの試合を終えた時点でそのSTATSは1.6937でランクは5位。
カナダ、アメリカで戦った経験が生きて、日本のグリーンにも慣れるのが速いのかもしれません。
コースマネジメントがあまり上手くないと、丸山茂樹がコメントしていましたが、良いキャディを帯同すれば更に勝てるようになるのではないでしょうか。
(この試合はハウスキャディー?のような感じでしたが、ホールアウト後丁寧に謝意を示していました)
飛距離はない(ドライビングディスタンス=271ydsはランク63位)ですが、昨年のパーキープ率は88.52%で1位でしたから、アプローチやパットが安定しています。
日本人選手も河村昌弘(4位Tでフィニッシュ)のように海外に出て戦うことで強くなるのではと思います。(昨年のJGTO賞金王がマスターズに招待されないのに憤りを感じましたが、これが日本男子ツアーのレベルかな、という見方も出来ます)
ブランドのパット。
左手首(右利きに置き換えれば、右手首)の角度をフォローでも保ったストロークが特徴でしょうか。距離勘も良いのでセカンドパットにストレスの無いゴルフです。
#17(パー3)の≒1.5mのパーパットを右に外しました。
この時点ではもう勝利は手にしたようなものでしたので、気が緩んだのか、左肘がストローク中にぶれていました。それでも余裕があるのか、顔色一つ変えませんでしたので、精神面でも強さをうかがわせています。
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