20150422

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: なぜ、スライスは飛ばないのか?


おはようございます、倉木です。

今日の毎日ワンポイントレッスンは

「なぜ、スライスは飛ばないのか?」

です。



■なぜ、スライスは飛ばないのか?

スライスが飛ばない理由は

・ボール初速が遅くなる
・バックスピン量が多くなりすぎる

上記が主な理由です。

ヘッドスピードが50m/s出ていても、ボール初速が遅いと飛びません。

ヘッドスピード50m/sのゴルファーと40m/sのゴルファーがいたとします。

ヘッドスピード50m/sのゴルファーのボール初速が59m/s、
ヘッドスピード40m/sのゴルファーのボール初速が60m/sだとしたら。

ヘッドスピード40m/sのゴルファーのほうが飛距離は出ます。
(打ち出し角度、バックスピン量、サイドスピン量が同じだと仮定して)

スライスの場合、ボール初速が大きく低下します。

ヘッドスピード40m/sのゴルファーの場合、ドローボールや曲がりの少ないフェードボールを打てばボール初速は56m/s〜60m/s程度は出ます。

しかし、スライスボールになると、ボール初速は50m/s〜48m/s程度に落ちます。

ボール初速×3.9程度が妥当な飛距離です。

ヘッドスピード40m/sでも、ドローやフェードなら218〜234ヤード出ます。

しかし、スライスだと187〜195ヤードに落ちます。

その差、約30〜40ヤードになります。

ボール初速だけでこの差がでます。

さらに、バックスピン量と打ち出し角度でも差が出ます。

ドローや最適なフェードの場合、バックスピン量は1800〜2800rpm程度に収まります。

スライスの場合、バックスピン量が3600〜5000rpm程度になります。

バックスピン量が多すぎると吹き上がって飛距離をロスしますので、ボール初速ダウンに加え、さらに飛距離をロスします。

スライスボールが飛ばない理由は、この2点が主な理由です。


 
※追伸

スライスを克服して飛距離を伸ばす方法は、私が執筆した「飛ばしの要諦」教材で説明していますので、ぜひ、参考にして下さい。



飛ばしの要諦

→ http://1golf-jyoutatu.com/tb/


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