今日は火曜なので、世界ランクが更新されています。先週の世界ランクポイント対象試合は全部で6試合、ヘリテージ(52)シェンチェンインターナショナル(24)東建ホームメイト(16)ウェブコムの試合(14)、後はラテンアメリカの試合とヨーロピアンの下部ツアーで、それぞれ7ポイントでした。従って、日本の試合はウェブコムとほぼ同じくらいのフィールドであったことがわかります。
今週の世界ランクは、4位以上に変動はなく、5位にはヘリテージで勝ったフューリックが10位からジャンプアップしていました。一位はマキロイ、二位スピース、三位ステンソン、四位ババ、五位フューリック、六位デイ、七位ダスティン、八位アダム、九位ローズ、十位ガルシアでした。
日本勢の順位は、松山選手が15位から16位に下降、小田選手も75位から76位に下降、岩田選手も83位から87位に下降ということで、トップ100は以上の三人だけでした。しかし、もしかすると岩田選手次第で来月あたりは二人になるかもしれないと感じられる状況です。因みに石川選手は155位に大きく後退しています。
一方の女子は、一位がコで二位がインビ、三位がステイシーということで、二位と三位が入れ替わりました。そして、ヒョンジュ、シャンシャン、ブリタニーときてユソヨンが8位から7位に上昇、ペターソンが8位に後退、九位はウィーで、十位はレキシーです。
日本勢は、今週もトップ50にゼロで、大山選手が53位に1ポイント上昇、横峯選手は56位で成田選手は57位です。でもって上田選手が59位まで浮上してきているので、もしかすると50位以内に入ってくるかもしれませんが、もっと若手にがんばってほしいところです。
アメリカ男子は、タイガーの時代は終わり、スピースはじめ、若手の時代が始まっているとささやかれています。そんな中で、変則スイングだと人からののしられ、それでも自分を貫いてゴルフをやってきたフューリックが同世代の選手の中で最も活躍している、というのが興味深い現象ですが、40代中盤で頑張る選手というのは、ビジェイやストリッカーのように、たまにいます。そして、そういうことは日本でもあります。
日本の男子の若手で世界レベルと言えるのは、石川選手と松山選手の二人だけで、女子の若手では、まだ一人もいないと言える状況です。アメリカの男女の下部ツアーの選手を見ると、韓国人選手が4〜5名くらいは戦っているようですが、日本人選手はゼロです。
韓国の選手でウェブコムやシメトラツアーで戦っている選手というのは、おそらく日本でも戦える実力があるはずだし、日本で戦う方が稼げる割に経費は安いし韓国にも近い、と、多分日本で戦った方が良いはずですが、それでもアメリカで戦っている、というところが、世界レベルで戦える選手を生む原動力になっているのかもしれません。
つまり、日本でシード選手になって満足するか、アメリカの下部ツアーから挑戦するか?という選択で、日本では日本でトップになって、アメリカでは一気にレギュラーツアーで戦いたい、という人が多いところが韓国との違いで、世界レベルが育ちにくいということなのかもしれないな〜、と思いつつ、今日もレッスン公開です・・・
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