ピュアシルク・バハマLPGAクラシックの3日目が終了しましたが、3日続けてのサスペンデッドとなり、わけがわかりません。
とりあえず予選ラウンドは全員終了していますので、予選終了時の日本人選手を見てみましょう。
-5 美香さん 6バーディ、1ボギー
フェアウェーキープ 27/28
パーオン 29/36
パット数 60
-2 藍ちゃん 7バーディ、5ボギー
フェアウェーキープ 20/28
パーオン 22/36
パット数 52
+2 彩子さん 5バーディ、7ボギー
フェアウェーキープ 25/27
パーオン 18/36
パット数 56
+5 さくらさん 3バーディ、6ボギー、1ダボ
フェアウェーキープ 24/28
パーオン 22/36
パット数 63
藍ちゃんのセカンドラウンドでのパット数に疑問がありますが、パーオン率はさくらさんと同じですね。このパーオン率では1ラウンドのパット数が30を超えては勝負になりません。さくらさんは風の影響を受けてショットが思うようにピンに絡まない展開でしたが、もう少しバーディパットを決めていれば・・・と思います。藍ちゃんはスコアを纏めていますが、内容的には綱渡りのようなゴルフですね。美香さんはショットが完璧と言っても良いくらいです。このパーオン率なら30パットはまずまずでしょう。
ゴルフほど不公平なスポーツは無いと言われていますが、今大会はその言葉通りの試合となりました。
さくらさん、彩子さん、美香さんの3人は暴風雨や強風下で36ホールを回りました。さくらさんは初日最終組だったので、好条件下でプレーしたホール数は殆ど無かったでしょう。
逆に、藍ちゃんは初日を好条件下でホールアウトし、悪条件下の2日は7ホールのみのプレーでサスペンデッドとなり、残り11ホールは好条件でのプレーでした。悪条件下の7ホールで2ボギーとしていたので、あのままの条件でのプレーが続いていたらもっとスコアを崩していた可能性が高かったですね。しかも仕切り直しとなった3日目の最初のホールでチップインですから、藍ちゃんのために用意されたような試合となっています。しかも第3ラウンドもサスペンデッドとなり、上位選手はまだホール数を残しています。4日目の天候が大荒れになると、上位選手がスコアを落としてくる可能性もあるわけです。
3日目の好天の煽りを食ったのが彩子さんでした。2日目終了時の2オーバーは予選通過圏内でしたし、2日目同様に3日目も強風となれば順位も上がると思っていましたが、逆に好スコア続出の展開になったために予選落ちとなってしまいました。悪条件で堪えてきたのに気の毒としか言えません。
ただ、ゴルフは不公平なスポーツであり、運に左右されることは選手も承知していますし、それと向き合って行くしかありません。一部のファンだけが理解できずに結果に左右されていますが・・・(笑)。
こうなったら運をとことん味方に付けて藍ちゃんに頑張ってもらうしかありません。美香さんは他の選手がスコアを伸ばす展開になると取り残されると書いた通りでしたが、最終日の天候次第ではまた上位を狙えるかも知れません。
from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー