20150201

パット上達ブログ: ノールックのパット2

「ノールックのパット」で佐々木玄さんのパットをUPしたところ、多くの方からコメントを頂きました。



レッドリストに載るくらい少数(笑)の方だけかと思ってましたが、とても多くの方がノールックパットに取り組んでおられることに驚きました。



そして更に驚いたことに、ずいぶんと身近な方でもノールックでやっておられる方もいました(Kさん)。



ノールックでパットする方に共通する考え方は、このやり方のほうが距離勘が出しやすいということです。



野球のピッチャーがボールを投げる時に見ているのはキャッチャーのミット。

即ち、目標を見ています。手で握っているボールを見てボールを投げる人はいません。



ダーツでも、目標を見て投じます。



ターゲットを見ながら投げることで目標(ボードのセンター)が狙えます。



これは人間の体の動きの仕組みが制御理論で説明できるのと同じですから合理的な考え方です。



目標が変わらない(常に把握できているから)体や手の動きを最大限にコントロールできる、からです。



私も試みに取り組んだことが有ります。



確かに距離勘は良くなるように思いました。



しかし、ボールの芯をパターのスイートスポットで捉えるのが難しく諦めました。



その後、ストロークの素振りで目をつぶってやるとストロークがぶれずにスムーズに出来るということも確認しております。



Kさんは、最近主流になっている頚骨を支点とする振り子式ではなく、手首をヒンジングする打ち方(支点が手首にある振り子式と呼んでおられます)ですので、ノールックでも軌道が狂いにくいと仰ってました。



頚骨を支点とする振り子式では支点から腕、さらにその先にパターがあるわけですから、パターヘッドを正確にボールに当てるのはどうしても難しくなります。



実は、これがパットの場合と投球やダーツを投じることと根本的に違うところです。



投球やダーツ投ではボールが離れる瞬前まで、手に持っていられるのに対し、パットでは手に握ったグリップのずっと先のパターヘッドでボールを転がすという違い(ハンディ)があります。



悩ましいところですね。



しかし、改めてノールックで練習をしてみる気持ちになりました。



しばらく練習を続けてからご報告させて頂きます。



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