20150106

ゴルフ ~修羅の道~: ポリシー。



私には



2種類のポリシーがある。





ゴルファーとしてのポリシーと



指導する立場としてのポリシー。











ゴルファーとしてのポリシーを



いちいちブログで語るような





下衆の極み的なことは興味もないが(笑

















指導には必ず方針が必要なので



記録しておく。













一度固めてしまったスイングは





わずかに変えるだけでも



大変な時間と労力を要する。











それだけの努力が継続できる



一般ゴルファーは





私が知る限り1000にひとり居るか居ないか。











努力だけじゃない。





お金も時間も必要。



限られた人にしかできないことだ。



















スイングに良し悪しはない。





あるのは個性と癖。



それだけ。











指導方針は



そんな考えを元にスタートする。















個性は大切にしながら





どうしてもここだけはという部分を抽出し



抽出した中に優先順位を付けて





その順序を徹底して守ること。

















それが修羅のポリシー(方針)だ。



















ドライバーにはドライバーの





フェアウェイウッドにはそれなりの









アイアンには



ウェッジには



パターには







それぞれの











ポリシー(方針)がある。



















それらは



共通すべき基礎もあれば







それぞれ



各々が優先すべきものもある。



















スイングを作り上げる過程には



確固たるポリシーが必須。









方針もない



部分部分だけの変化を求めるスイング作りに









方向性も感じなければ



目的も存在しない。



















誰かがそう言ったから



本にそう書いてあったから



こうしたらいい球が打てたから



















根拠も



裏付けもないそんなスイング作りに













結果は出ない。

























形だけ人並みに整えるだけで



それがスコアに反映されることのない







スイング作りは













ポリシーのないスイング作り。

























モノ作りには必ず



段取りがある。









その段取りは



ただ効率を優先するばかりではない。











なぜその段取りが必要なのか



なぜその手順や準備が欠かせないのか







必ず理由がある。





















スイングだって同じ。











目標があり





目的があり











それを達成するために作るもの。























スイング作りは



その目標を達成するための手段の一部でしかない。







スイング作りは



それが目的となってはいけない。















それをちゃんと自覚して



スイングを作っている人はいったいどれだけ居るのだろう?





















ポリシーのないスイングに







結果は伴わない。























真っ直ぐ上げれば上手くなる?































バカな。







なぜ真っ直ぐ上げる努力が必要なのか



ちゃんと理解もしていない人間が







どれだけ真っ直ぐ上げたところで結果は何も変わらない。



結果は1打も変わらない。

















右わきを締める?







右わき締めたら何がどう変わるのか



理解してから取り組んでいるの?



















理屈じゃない。









なぜそこに取り組まなければならないのか



それすら理解していない人に







スイングを作る意味などない。















真っ直ぐ上げられるアベレージはごまんと居るし



右わきがちゃんと締まっている100叩きもたくさん居る。

















それぞれには



必ず次の段階がある。









その段階にも必ず次がある。

























ポリシー(方針)とは





持論でも我流でも自己肯定でもないんだよ。



















ポリシーは









過去のデータに基づいたルールであり



その方針の乗っ取って作り上げることで初めて







スイング作りは機能する。



結果にちゃんと反映される。

































スイングは顔や体型と同じ。













個性だ。

















十人十色。







同じスイングなどふたつとない。













なので



どれだけ形を整えた所で結果には繋がらない。















イケメンも居れば





私のような残念な顔の人間もいる。















しかしそれらはすべて





他人の主観。





















いい男が幸せになれるわけじゃないし





いい男だから女を幸せにできるわけでもないし





いい男だから金持ちのなれるわけじゃないし。



























負け犬の遠吠え(笑



























でも私は



この顔で50年近く生きてきた。















その顔が原因で何かを失ったことはないし



この顔が好きだと言ってくれる女性だって居た。

















スイングだって同じ。





良し悪しなんて他人の主観。





















大事なのは形や見栄えではない。





















そこにポリシー(方針)が





あるかないかだ。















こんな顔だって





好きになってくれる人が居た。



















その事実だけでいい。







何も変える必要などない。



















生き生きと楽しく笑顔で居れば



こんな顔だって素敵に見えるはず。







優しく穏やかな日々を過ごせば



こんな顔だって誰かを優しく包めるに違いない。













必死で頑張って



汗を流して生きていれば







こんな顔だって魅力的に見える瞬間がきっとある。







































スイングも同じ。



















































それが私の







ゴルフコーチとしての





































































































揺るぎないポリシー。


from ゴルフ ~修羅の道~