20141218

ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」: 小平智、米下部ファイナルQスクール103位!

来季の米下部ウェブ・ドットコム・ツアー出場権をかけたファイナル・クォリファイング・スクール(最終予選会)が、12月11日から16日にフロリダ州PGAナショナルのチャンピオンCとファジオCで行われた。日本から唯一出場している小平智は、5日間通算2オーバー103位タイで、45位以内に与えられる優先出場権獲得とはならなかった。




それにしても、米ツアーの予選会は厳しい。小平は11月11日から14日に行われた4日間のセカンドQT(72ホールストロークプレー)を、通算13アンダー(68-73-71-63)の単独トップでファイナル・クォリファイング・スクール(最終予選会)進出を決めたが、最終予選では71-70-75-77-71で通算2オーバーと振るわず、計9日間にも及ぶ米ツアーシード権への挑戦は終わった。



しかし、まだ完全に米ツアーには出場できないわけではなく、最終予選会出場時点で数試合の出場は確保されており、45位以下の選手にも順位に応じて機会が与えられる仕組みとなっている。現時点でどこまでの出場権が得られるかは分からないが、少ないチャンスで賞金ランキング25位以内、あるいは75位以内に入ることが出来れば、まだチャンスはあるらしい。しかしそれには、厳しい日程の米ツアーにいつでも出場できる準備をしなければならない。そう言えば昨シーズンの石川遼が、誰かの怪我で急にツアーに出場するなんていう事があったが、諦めずに米ツアーに出場するためには、国内男子ツアーの出場を諦めなければならない。それでも小平は米ツアーに挑戦するらしいが、個人的にはまだ1勝しかしていない国内ツアーでしっかりと成績を残し、もう少し実力を付けてからでもいいのではないかと思う。そうでなくても、盛り上がらない日本の男子ツアーなので、そこでしっかりと若手として活躍することを望む。少なくとも横峰さくらは10年間しっかりと日本ツアーで実績を上げ、来期から米ツアーに挑戦する。 from ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」