20141219

たかがゴルフされどゴルフ: 女子ツアーは37試合

 日本女子プロゴルフ協会は17日に来シーズンのツアーについて、1増1減

の37試合を行うと発表した。



賞金総額は約5700万円増加の33億3300万円で史上最高額となった一方

、小林浩美会長(51)は過去最多の14試合を行う下部ツアーの改革に

乗り出すという。



 来季の女子ツアーは3月から、11月最終週まで39週間で全37試合。



ほとんど“すき間”がない状態。これに引っ張られて下部ツアーも2試合増えた



特筆すべきは6月の「ルートインカップ」が同ツアー初の3日間大会となった

ことだ。

小林会長は「3日間大会が10試合以上になると、下部ツアーも世界ランキング

のポイント加算対象になる。だから、他の大会の主催者にもお願いしています」



 下部ツアーで優勝すると、レギュラーツアー4試合の出場資格が得られる。

多くのレギュラーの試合と同じ3日間大会に慣れておけば、すぐに活躍できる

期待が高まると同時に、出場選手も世界での「立ち位置」がわかり、

大きな励みになるというわけだ。



 今年は鈴木愛(20)や香妻琴乃(22=サマンサタバサ)といった選手が

下部で優勝し、レギュラーツアーでも大活躍した。

力強くレギュラーツアーや世界へ羽ばたくきっかけとなる場にすることが

小林会長の目標だ。



来年は男子は27試合だけに、お金の掛からない女子ツアーは人気のようだ from たかがゴルフされどゴルフ