ウ ェブコムのQTが終了し、日本のトッププロとして挑戦した小平選手は、残念ながら103位タイフィニッシュということで、ウェブコムツアーカードゲットには至りませんでした。日本では賞金ランク21位というトッププロでも、アメリカではウェブコムさえ参加できない、という厳しい現実を知ることができました。いやはやハイレベルな世界ですね。
昨日はタイガーが16歳の頃のセットアップとテイクバックを見て頂きました。特に個性的なところのない、お手本的な形ができていました。
タイガーは1991年から3年連続で全米ジュニアで優勝しました。全米ジュニアは18歳以下でハンデが6.4以下の選手なら、誰でも参加できるようですが、実質的には、3回くらいしか優勝するチャンスはないと思われます。タイガーは、その3回のチャンスを全てものにしたことになり、それは現在まで破られていない記録です。最近ではジョーダン・スピースが二勝しましたが、二勝でさえジョーダン一人です。だから、全米ジュニアに勝つ実力というのは、日本ならツアー優勝できるような実力だろうと思われます。但し、アメリカではジュニアで勝つようなレベルでもプロで活躍できるとは限らないし、そういうレベルの選手でもプロは目指さずアマチュアで行く人も多いようです。
そんなハイレベルなジュニア選手権でのタイガーの戦いを見ると、決勝に進出するようなレベルの選手でも、スイングは個性的な場合が多く、タイガーのようにきれいなスイングをしていた人は、ほとんど見られません。
日本でも、ジュニア選手権で決勝進出レベルの選手のスイングを見ると、多くの選手が個性的だと感じますが、結局のところ、プロになって飛び抜けるような選手というのは、スピースにしても、石川選手や松山選手にしても、見た目にもきれいなスイングをしている人なので、やはり、見た目の美しさというのは、強さに関わっているのだと推測できます。なぜ見た目にきれいでなければならないのかというと、それは見た目に美しいと感じるものは、安定感があってバランスが良いものだからなのでしょう。
安定感やバランスに優れたスイングというのは、見た目にも美しいということですが、まあ、美しいかそうでないかというのは、かなり主観的な判断だし、美しければ必ず強い、ということも言えないので、美しさは必要条件ではある(世界レベルで考えた場合)けど、十分条件ではないということになるでしょう。
また、タイガーのジュニア時代のスイングを見ると、タイガーが完璧主義なのだろうと感じるセットアップやテイクバックでしたが、今日はトップまでを見てみましょう・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開