20141203

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開122-11

週は、タイガーが復帰するヒーローワールドチャレンジが開催され、松山選手は日本人では初出場します。タイガーが新しいコーチを迎えたことは、先日お伝えしましたが、現在取り組んでいることについて少し書かれていたのでご紹介します。


今回、新しいコーチを迎えたタイガーは、コーチと共に子供の頃から、それも生まれた頃からのビデオを沢山見て、最も良い結果が出た時代のものを良く見て研究したそうです。


そして、全盛時代に自分はどうやってパワーを生み出していたのか?それも、非常に瞬間的に生み出していたパワーを興味深く見て、その頃に戻るように練習しているということです。つまり、今回のスイング改造は、新しいけど古い、ということです。


そんなわけで、今回タイガーが取り組んでいるのは、彼が最も良かった時代、それはおそらくタイガースラムを達成した2000年から2001年のブッチ時代じゃないかと思いますが、その頃のスイングに戻すような取組みになるようです。だったら、ブッチに聞けばはないのに・・・ですよね?でも、流石にそれは出来ないのでしょう。


そんなわけでタイガーは、とりあえずショーンと取り組んできた妙な左軸スイングとは決別し、ノーマルなスイングに戻すことにしたのは非常に良いことだと思います。タイガーは、今回の改造については、これまでやってきたスイングなので、習得にそれほど時間はかからないだろう、単純に繰り返すだけだ、と言っていますから、来年あたりはもしかすると大暴れするタイガーに出会えるかもしれません。


さて、今回コーチのコモが行ったことは、タイガーが良かった時代に戻る、ということで、結果的にそれは、現在のスイングを貫くよりも良いことだろうと思いますが、そうするとどうなるかを予想すると、もし、昔のスイングに戻すのなら、昔のミスも同じように戻ってくるはずです。問題は、そのミスをどうやって修正するか?ということになるでしょう。上級者になればなるほど、プレーンの1度の誤差が大きな違いになります。なぜなら、狙うべきターゲットが非常に限定されてくるからです。単に、昔のスイングに戻すということだけでは、そういった問題に対応できないはずです。重要なのは、プレーンの角度誤差を減らすことですが、それには、固定された基準が不可欠です。そして、その基準と言えるのはGPしか存在しないので、昔のレベル以上のことが出来るようになることはないと予想できます。また、年齢的な問題もあるでしょう。しかしながら、左軸のような妙なスイングから脱出でき、昔のスイングに戻すだけでも、タイガーはかなりの成果を出すと思われるので、楽しみになってきたことは間違いないと思いつつ、今日もレッスン公開です・・・


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