20200418
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: こうちゃんの憂鬱
グリップも綺麗ですし、
全体像としては悪くないのですが
ご本人の悩みの通り、
『手で振らざるを得ない状況』のようです。
ダウンスイングが始まると
体・・・この場合、注目は左サイドですが、
左サイドはごく普通に動いています。
しかし、その左サイドから生えている筈の左腕が
トップの位置から動きません。
おそらく…インパクトまでに「右腕を伸ばせ」みたいな
フレーズがどこかにあったのだと思いますが、
左腕…という右腕に対し、前方の位置するモノが
どいてくれていない、動いてくれていないので
いきどころがなく 渋滞を起こして
下にキャストする形になってしまっているんだと思います。
この腕使いですと、無意識に体は開きます。
開かざるを得ません。
そこでトライしてみて頂きたいことが二つ・・・。
まずは 左腕一本での素振り です。
ゆっくりで良いと思います。
今のスイング状態ですと
からだは動いても、左腕は動かず
どこかの時点で 体を止め 左腕とクラブをブルンと振る
クラブ扱いになってしまうと思いますが、
左腕の役割は からだとクラブのリンクマン です。
・・・左腕一本ではボールは強く打てないモノ
からだが動いた分、
からだが向きを変えた分 だけ
クラブが動く~移動する
そのリンクマンが左腕の仕事です。
ですので 左腕はなにもしない
何もしないというわけではないですが
からだの移動に伴い、一緒に移動するというか
傍目には何もしてないように見える左腕
が重要なのです。
左腕一本で持っているのは辛い
重いですからね 悶絶クラブ
その重さを からだの回転に左腕を付かせるよう
上手に使うと良いと思います。
縦に働く重力を 上手に使って 横移動。。。
からだの回転で動いていくであろう 横方向に上手に使う。
クラブの重さと使って グリップを移動させない と
ヘッドの重さで ヘッドを動かそうとすると
左腕は 左サイドと分離して動くコト になってしまいます。
次に 練習場に行く機会があれば
ダウンスイング、切り返し、
マジ 本当に クラブの重さで
左腕をストンと脱力するように 落としてください。
この際、 からだの右向き、トップの姿勢はロック、
完全に止めて 左腕がクラブの重さが落ちるの を待ってください。
左腕がクラブの重さで落ちたら、
落ち始めたら あとは回るだけ。
自分の意志 というか 力で動かすのは
お薦めしませんが、
からだの回転、移動通りに 左腕が付いていく のには
タイミングとルートの確率 が必要です。
✋左腕が動いても
今まで通り キャスティングする為のルートに落ちたのでは
結果は同じです。
からだの回転通りのタイミング に
左腕も付いていく となると
今までよりも もっと㊧
今まで ほぼ真下に落ちていたのが
もっと 左斜めにずれていきます。
最終的に『初めて実感する』・・・と思いますが、
左わきと左腕のそのギャップと言うか、遅れ、
ここに生じる「リキミ感」・・・それが当たり前と認識している
が 自分のスイングのからだ使いというか、感覚なんでしょう。
そこを乗り越えるのは 意識改革必要っす!
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