20190403

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ロフトを立てる(正規のロフトで打つ)


プロゴルファーも含め
本人が悩んでいるかは別として
陥っているのが「振り遅れ」(手遅れです。
今では その振り遅れを意図的にするのが
ゴルフスイング論とまでされています。




ロフトを立てる(正規のロフトで打つ)
ボールをつぶす//上から打つ

これらは共通の、ほぼ同じことを指す言葉…ですが
これは 如何に体の回転で腕、そしてクラブを
リニアに、ダイレクトに動かすか にかかっています。
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多くの人は 体でクラブを動かしている と錯覚していますが、
①体を先に回す  …左腰や左足のリードとか
②体が正面を向く
③その後 クラブを振る…
 体の回転を正面で止める  ➟左サイドの壁

 その止まった反動でクラブを振り始めます。

遅れたクラブを取り戻す
 と言う感覚を持っている人が多いですが、
元々正面にあったクラブを
テークバックで体を右に向けない
 もしくは
ダウンスイングでクラブを置き去りにして
 体だけ正面を向ける
  わざわざ 自分で置いてきぼり にしてから
腕で振っています。
反動をつけるため の体の動きを
体を使って振っている
(ウソではないですが)
体で振っていると錯覚しているのです。


それを治していきましょう。
スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)このドリルはフルショットで治すより
ショートアプローチ
 6番アイアンや7番アイアンで
20~40ヤード 低く打ち出すような
そのようなショットで治すのが良いと思います。


スナップショット 2 (2013-11-13 6-41)
しっかり右を向き
シャフトは地面と平行な状態から
始めます。




スナップショット 3 (2013-11-13 6-42)ダウンスイングは
足からや左半身からではなく
グリップ
特に左腕の上腕や肘などを
先行させて打つ感じです。

従来、体を先に 体が正面を向いてから
取り残された腕やクラブを振る と言う順序が
当たり前 だった訳ですから
最終的に 同期して、同調して体でクラブを動かす
と言うのに至るのには その正反対の
先に腕が動く 位でないとダメでしょう。


スナップショット 4 (2013-11-13 6-42)極端に言えば
右向きのまま
腕さばきだけで
ボールに向かう…
届かないからあとから体を回す

スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)そんな感じで良いと思います。
このドリルをしていくと
フルショットはクラブが起きる(立ち)
ので よりクラブの重さによって
グリップが動かしやすくなりますから
とても有用だと思います。

この場合でのトップの位置から
グリップの向きを変えず、
下向き
飛球線方向向き
右向き(シャンク方向)

 のまま移動させてくる感覚が必要です。
体が回りますから 結果は異なりますが、
グリップの向き、向いている方向で円を描かないよう
意識してください。


☆アプローチやパターなどでもそうですが
左腕の上腕や肘などを動かすのに
肩を揺さぶって動かすケースが少なくありません。
振り遅れ する人の体や腕の誤った場所(箇所感覚)が
残っているのです。

脇を絞めろ/脇を開けてはイケナイ
と覚えているからでしょうか…。

多くの人がこのトライをする時に
右腕だけで行おうとしますが
ダウンスイングの進行方向に当たる左 左腕が
動いてくれないと 右腕が動かせません。
結果、右腕が行き場所を失い 潜ったり、
体からグリップが離れたりしてしまいます。


腕や肘そのものの動きでなく 肩の揺さぶりでも
同じ症状が出ます。
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注意してみて貰いたいのは
両腕で作る空間
 三角形か、五角形になると思いますが
その形が変わることです




このドリルだけではありませんが、
大切な意識する点の一つに
グリップの移動量とヘッドの移動量を揃えておくこと
クラブには長さがあり、円運動をするから
ヘッドの方がその長さの分だけ外周を動く
だから ヘッドの方が沢山動かす という誤解を解くこと です。
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確かに スイングは体の向きを変える円運動 です。
その結果、ヘッドの方が外周分多く動くのは確か です。

しかし、それは意識的にやることではありません。

この場合であっても
グリップが右から左への斜め「直線」移動
その直線感覚と平行して ヘッドを移動させねばなりません。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります