20190425

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 刷毛塗がからだの回転を造る



からだの回転を アバウトであっても
 『軸のある向きの変更』にするには
両腕でどうクラブ、
 特に移動によって増えていくヘッドの重さ
 (ヘッドの重さ × 長さ × 移動速度)
と ロフトの立ち と言う遅れ に出来るかどうか
に掛かっています。

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遅れ を取り戻そうとする
その場面は ゴルフスイングの中でも
最も ヘッドが重くなる時期 なのですから
軸に近い部分の速度を落としガチ、止まりガチになります。

重さは遅れるのが普通ですので
それを「ロフトの立ち」に変えられるのであれば
その重さは放っておくべきなのです。


ロフトの立ちは
重さが作ってくれる、重さが手伝ってくれる のですが
ヘッドは遅れても良いですが、
グリップが遅れてしまうと
それは「ロフトの立ち ではなく、フェースの開き」
になってしまいます。
そこが肝心です。

ロフトを立たせるには
〇からだの進行に対し、グリップが遅れないコト
〇からだの幅の中にグリップが収まっているコト


両腕の役割は
ヘッドを動かすコト ではなく
ヘッドの重さによって からだの回転に対し
遅れがちな、体の幅からズレがちな グリップを遅れさせないコト にあります。

逆に そのグリップを『いつ』『どこに/どの方向に』に動かすか
が からだの回転 シフト などを決めていく とも言えます。


基本、腕でグリップ、強いてはクラブを動かせるチャンスは
クラブの重さ と言う意味で軽くなっている 短くなっている時のみ
クラブの長さが長くなり、速度が増して来たら
もう 腕で同行することは出来ず
ヘッドの重さが重くなっている時に 腕で動かそうとすると
からだの回転が 骨盤ではなく 肩 になってしまいます。
具体的には トップからダウンスイングのほんの初期段階までが
腕の出番であって、ダウンスイング後半に出番はありません。

からだ と言う本体が本格的に動き出すまで
そのスターターモーターであり、
その方向を道案内する のが腕の役割とも言えます。

クラブは勿論、グリップを動かせば(移動させれば)
「シャフトでつながっていますから その分 ヘッドは動きます。」
…重さが増す分、動きたがりませんが つながっている限り
グリップの移動に伴い ヘッドも動きます。
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インパクトまで ヘッドの遅れがロフトの立ち になるよう
からだの行きたい、行くべき方向に やや先回りして
グリップを移動させてあげましょう。
高い所から『フェースで』ボールを打つ と考えれば
 どのようなルートか だいたい見えてくると思います。
また インパクトまでを全部 手で、腕でグリップを動かすのではなく
それはほんのきっかけの部分だけです。

基本、胸に平行、体との間隔は等距離で移動させたいのですが、
からだの回転が本格化し始めると
クラブや腕にも遠心力が掛かりますから
からだから離れようとしますが、それをある程度見越したルートを
探ってみて下さい。



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