やっぱり「古閑美保あげまん説」は立証されましたね。TV見てないけど。(笑)
土曜のアプローチメインの練習ですが、180球ほど打ってみて
ワシは上げるSWとランニングの48°がメインだけど、久々にAWでも低いアプも打ってみて気が付いた。
やっぱり高く止める球(ピッチショット)だけでなく低く転がる(ピッチエンドラン)も必要ですな。
このシーズンオフは、弱点のアプローチを重点的に強化しますわ。
え~次のゴルフ本は、久々のプロゴルファーの自叙伝というか、
横峯さくらが32歳になり、現在の気持ちをありのままに語っている本です。

「さくら道」
横峯 さくら (著) 文藝春秋 2018年5月
<内容>
【横峯さくら、32歳。ありのままに綴る!】
「結婚したら引退する」と決めていた。ところが、約4年前に結婚したのに、
今もプロゴルファーを続けている自分がいる。
2015年から米ツアーに参戦して4年目。32歳の横峯さくらが考える
ゴルフと幸せのあり方とは。夫との出会いから、米ツアー参戦の苦労、キャ
ンピングカーでツアー転戦、人生初のスランプ、ゴルフと幸せが繋がった瞬
間など、試行錯誤の日々を率直に、ありのままに綴った初の自叙伝。
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「結婚したら引退する」と決めていた。
昔から「お母さん」になることが夢だったし、プライベートと仕事の両立は
無理だと思っていたから。
ところが、約4年前に結婚したのに、今もプロゴルファーを続けている。
しかも、海外嫌いだった私が、主戦場を米国女子ツアーに移したなんて、
まさかの展開に自分自身が一番驚いている。人生の転機は、主人の森川陽太
郎に出会ったこと。米ツアーの選手のライフスタイルを知ったことも、仕事
を楽しめるきっかけとなった。今は自然体で仕事とプライベートを両立して
いる。そう、ほんの数年前までは「ゴルフが幸せに繋がる」と思ってもみな
かった。 横峯さくら(本書プロローグより)
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<目次>
プロローグ 結婚したら、辞めると決めていた
◆米ツアーの前2011-2014 転機◆
1 夫・森川陽太郎との出会い
2 彼氏との仕事は敬語で
3 結婚して叩かれた。悔しさを糧に
4 引退、それとも……?
5 転機となったインターナショナルクラウン
6 最終予選会なんて、通って当たり前?
◆米ツアー1年目2015 変化の年◆
1 10試合あれば勝てると思っていた
2 ゴルフ人生初の3戦連続予選落ち
3 米ツアー初の最終日最終組で弱気に
4 いつだって、初日の朝はご飯が喉を通らない
5 空路が怖くてキャンピングカーを買う
6 一人で転戦する選手をリスペクト
7 同じコースなのに別のコース
8 米ツアーを攻略するために
9 ルーキーイヤーの締めはメキシコで
10 フェレットの死に直面して
◆米ツアー2年目2016 環境を整える◆
1 まずは先入観なしに挑戦してみる
2 ルーティンを作る
3 美味しいお店を開拓することが、楽しみのひとつに
4 プロ人生最大のスランプ
5 「攻めろ」と言われても……
6 普通にプレーして16オーバー
7 夫婦のバランス
8 体調不良が最高成績の秘訣?
9 旅の必需品
◆米ツアー3年目2017 気づきと決断◆
1 猛練習したけれど
2 オーバースイング誕生秘話
3 先輩の優しさに触れて
4 人生初、コーチをつける!
5 正解のスイングを求めて
6 愛犬トロを飼う
7 お母さんゴルファーを見て選択肢が広がる
8 子育てと引き際
9 試合に出場できる幸せ
10 初の韓国ツアーで気づいた韓国人選手の強さ
11 探し求めていた復調のヒント
◆米ツアー4年目2018 ゴルフと幸せ◆
1 ゴルフを続ける覚悟 156
2 食べて鍛えて、5kg増量に成功
3 技術に完全なゴールはない
4 人と関わり、世界の見え方が変わる
5 思いを込めて完成した特別なボール
6 嬉しさ半分、悔しさ半分
エピローグ だから、ゴルフを続ける
<著者/横峯さくら>
「1985年12月13日、鹿児島県生まれ。父と姉の影響で8歳よりクラブを握る。2004年、18歳でプロテスト合格。2009年に年間6勝をあげ、賞金女王の座を獲得した。2011年には史上最速最年少の25歳6カ月で生涯獲得賞金7億円を突破した。2013年は連続予選通過の日本記録101試合を達成。
最年少で生涯獲得賞金9億円に到達し、LPGAメルセデス年間最優秀選手賞を獲得した。2014年4月22日、森川陽太郎と入籍。同年、生涯獲得賞金は10億円を超えた。2015年より、拠点をアメリカのダラスに移して米LPGAツアーを主戦場とする。」
この本の著者横峯さくらも、もう32歳。
同じ年のライバルである宮里藍ちゃんが結婚・引退しましたが、
年齢的にも、若い時のように何も考えずゴルフ漬けの生活もままならず、
女性特有の身体の変化とハードな米ツアー転戦で思うようにゴルフができなくなってきた横峯さくらプロ。
ワシが今まで読んだ横峯さくら関連の本としては、
横峯さくら・浅見帆帆子対談 「"わかった!夢を実現するコツ~まず、あなたが幸せになろう」と、
横峯さくらの旦那でメンタルトレーナーでもある
森川陽太郎の 『絶対的な自信をつくる方法---「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる』 の2冊。
最近のニュースで知ったのだが、来年度の女子ツアーのシード50人の平均年齢は26.4歳となり、
記録が残る2001年以降では13年の26.7歳を更新して最年少となったらしい。
その中でも中心は、1998年4月~99年3月生まれの女子プロである「黄金世代」の女子プロ達。
代表選手は畑岡奈紗、勝みなみ、新垣比菜、大里桃子、小祝さくら、三浦桃香、原英莉花、河本結たち。
この世代は、宮里藍やこの本の作者横峯さくらたちの活躍を見て、憧れてゴルフを始めた世代でもあり、
怖いも知らずで遠慮なく戦うのを見ると、時代の移り変わりを感じさせますね。


横峯さくらプロは、この本を書いた理由を、
結婚から米ツアー4年目に突入するまでに何が起ったのか?どう人生が変わっていったのか?
仕事に悩んでる人や著者と同じ30代で新しいことに挑戦している人に少しでも後押し出来たらと思って書いたらしい。
夫である森川陽太郎との出会い、
そして今まで考えていた寿引退しようと思っていたのだが、28歳で初めて米ツアー出場権を獲得。
そこで経験した米ツアーで移動の大変さ、身体の変化による飛距離低下で今まで240y飛んでいたのが210yと飛ばなくなる。
さくらちゃんは、あの独特のスイングを見てわかるように天才肌で、自分の信じる道を歩いてきた頑固者でもある。
その自己流で作り上げてきたスイングのために、初めてのスランプになるとゴルフがわからなくなった。
アメリカに挑戦し始めて、選手層の厚さ、コースの難しさ、
そしてガムシャラにやってきた20代とは違う身体の変化などで、予選落ちを繰り返し、
人生初のスランプに陥り、キャディやコーチを変えて色々やってみるが思うような成績が出なかったのである。

しかし、癒しの愛犬トロや、先輩プロ大山志保プロに教えを乞ったり、体重も増えてゴルフを続けようと決意をする。
この本は、その決意を、
改めて公に宣言するための本のような気がしましたな。
今までアメリカツアーに行ってのさくらちゃんの活躍は目立って聞こえてこなかったが、
全然知らなかったけど、かなり悩みの生活だったな。苦労してたんだねぇ。
今までアメリカツアーで優勝した日本選手は、
樋口久子、岡本綾子、小林浩美、福嶋晃子、宮里藍、宮里美香、野村敏京などで、
そして現在は畑岡奈紗が日本人として宮里藍以来ランキングトップ10に入った、日本期待の星です。
著者横峯さくらを始め、上田桃子、上原彩子、有村智恵などなかなか苦労しています。
実は横峯さくらちゃんはワシの娘と数歳しか離れていなくて、目が細くて頑固なところなんか娘を連想させます。
そんなわけで、父親気分でも読みましたな。さくらちゃん、気の済むまで頑張りんしゃい!(何弁?ww)
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)