20181224

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: こすり打ち の治療法



この左右グリップの上下の入れ替え
ルパン三世、怪人二十面相のように
「フェースローテーション」
「ヘッドの返し」
「実はキャスティング…」など たくさんの呼び名があるのですが、
正直、ゴルフクラブの使い方と言う点においては
本人の充実感、満足感を除き メリットは一切なく、
マイナス面、デメリットしかありません。

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飛ばない人の悩みや
ひっかけ、フックの強い人の悩み
ダフリやトップが多い人
フェアウェイウッドが苦手
アプローチが苦手
バンカーが苦手
これらの方の 一番の原因になっている可能性は非常~~~~に高い です。

グリップ:::握り方の方、にしても、アドレスにしても
スイングの仕方 にしても
この動作、この動きが 打撃の要(かなめ)にある限り
「この動作をするための すべて」になっていく可能性が否めません。


特に気になるのが
✋右腕の伸ばし方
✋伸ばすタイミング
です。

ハミングバードでは
右腕は インパクト前 に伸ばしてしまいましょう、伸ばし切ってしまいましょう。
と言い続けていますが、
それは 右サイドの高さを確保する というコトもありますが。
右腕と言う利き手の動きによって
重さがかかり、遅れてしまいがちな左グリップの滞りを
上から斜め下に支えてあげる、助けてあげる 為でもあります。

からだが右を向いている内に
左グリップの方が 感覚としても、視覚としても
明らかに 右グリップよりも低いにあるうちに
右手を伸ばすことによって ㊧グリップの進行を助けてあげれば
上から打てます。
上から打てれば クラブやヘッド、腕の重さなどが
打撃として使えますし、インパクトの衝撃にも耐えやすくなります。
右サイドが高いうち、左サイドが低いうちに打てる可能性が高くなり、
ロフトが寝にくく、体も開きにくくなります。

ところが インパクト時、
左手の下に右手を入れる、グリップの上下を入れ替える
それが ショット、インパクトの要 だとすると
インパクトまで右手は伸ばさなくなりますから、
自然に右肩は下がっていく
クラブを、グリップを移動させる機能はもっていなくても
からだは向きを変えます。
右肩が左肩よりも低い というのは
 ほぼ同量、からだが開くことでもあります。
右サイドが下がり、体が開くのですから
ボールと右肩の距離はぐんと縮まりますから
当然 右腕は伸ばせません。
右腕を伸ばさないから 体が開くのか
からだが開くから 右腕が伸ばせないのか
その両方です。
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同じことを書きますが
おそらく 少しでも重いヘッド、少しでも柔らかいシャフトのクラブを持ち
シャンクする、ダフルと言う結果を気にせず
練習場で球を打つ前に
「右腕を伸ばし切る」習慣をつけ
右サイドの高さ、右肩の高さに慣れることが
治療のファーストステップとなると思います。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります