とりあえず来週末の非常に面倒な仕事を片づけないといけないが、
またまた、このブログでお馴染みのボヤキが始まる予感がしてますね。(笑)
え~次のゴルフ本は、いわゆるゴルフ名言集の類の本です。それも、またまた33年前の古い本。(笑)

「名手たちのゴルフ名言(朝日文庫)」
金田武明(著) 朝日新聞社 1985月6月
<著者/金田武明>
「1931年東京生まれ。ゴルフ好きの父親にゴルフのクラブを持たされたのが1936年5歳。早大卒業後オハイオ州立大学―メリーランド大学院―タイム社入社「スポーツ・イラストレイテッド」誌アジア代表として活躍。また1960年関東オープンのベストアマ、極東オープン、世界アマチュアの日本代表としても活躍。1957年及び66年(カナダ杯、ワールドカップ)テレビ解説のパイオニア。NHKのトスキレッスン、ジャック・ニクラスの解説、プロデュース。著書、訳書は約30冊を数える。
岩手県盛岡市郊外にメープルC.C.を設計。北海道、千葉、茨城などにコース設計し、1996年、ゴルフコース設計者協会の理事長を務める。」
ワシが今まで読んだ金田さんのゴルフ本は、
「ゴルフが55歳からぐんぐんうまくなる本」と、「ゴルフ人生はアドリブ」 の2冊。
そのゴルフの経歴は、霞ヶ関クラチャン・世界アマ日本代表キャプテン・関東オープンベストアマ、1957年日本初のゴルフテレビ中継「カナダカップ」の解説(前述の水谷準氏と解説)や、そして日本ゴルフコース設計者協会を設立し、メイプルCC・古河ゴルフリンクス・シェイクスピア等のコース設計を手掛けられゴルフの腕も見識も超一流という方。
ええ家庭に育ちアメリカ生活が長いため英語も堪能でゴルフも達人で、それにマスターズでボビー・ジョーンズと記念撮影したり、ニクラウスとも親交があったり、また宮本留吉プロからも教えてもらったことのあるというゴルフも文章も正統派の人。
その方が書かれたゴルフの名言集ということで少し期待して読みました。
ただワシはゴルフ名言集に関しては、昔から結構読んでて少しウルサイです。(笑)
夏坂健、摂津茂和たちの名言集を読んで、読むゴルフの楽しさを知ったと言っても過言じゃないです。
ちなみに今までこのブログで書いた名言集を調べてみたら以下のとおり。
伊佐千尋 「ゴルフ上手は、ことば上手。」
鈴木康之「ゴルファーは開眼、閉眼、また開眼―レッスンより効く賢者の一言」
ライフ・エキスパート「ゴルフが突然うまくなる魔法の名言」
久保田滋「ゴルフの言霊―ゴルフ名言集(2)」
久保田滋「ザ・ゴルフ―ゴルフ名言集」
夏坂健『ゴルフの「奥の手」―名言のホールインワン』
摂津 茂和 「不滅のゴルフ名言集」
そして、純粋な名言集ではありませんが、しゃれた名言が多くあった鈴木 康之、藤岡 三樹臣 他「痛快!ゴルフ学」 に加え、ボビー・ジョーンズ、中部 銀次郎、ピア・ニールソンに、そして・・・数え切れないほどの名言を読んできました。
で、33年前のこの古い本は図書館で予約して手元に届いた時にパラパラ読んでみたら、どうもワシが期待していた上記のゴルフ全般に関する名言じゃなくて、ゴルフの技術的・テクニックのコツに関する名言の類の本だったな。
この本は著者が「週刊朝日」に載せていたコラムの一部で、古今東西の名手のヒントを自ら20数年の中で実験してみた集積であり、読者に一つでもヒントになればと書かれたそうです。
内容は、ジャック・ニクラウス、ベン・ホーガン、リー・トレビノなど、大部分がアメリカを代表するゴルフの名手たちが中心のスイングに関する技術・テクニックの名言でした。
少し列挙してみますが、



え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)
この本は少し内容が古かったな。
やはりゴルフ名言は、夏坂健&摂津茂和に代表されるような、
時代を超えても普遍的に共感できるような、そしてユーモアのあるゴルフ全般のものが良いですね。
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)