R&A(全英ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)は、
ゴルフ規則の1984年以来となる“根本的”な見直し案を
公表した。
分かりづらいとされるルールを簡単に理解できるように
するとともに、プレーのペースの迅速化につなげ、ゴルフ
人口を拡大する狙いがある。
見直し案では、主に次のような点が示された。
・救済エリアを計測する際、1クラブレングスや2クラブ
レングスは用いず、20インチ、80インチといった決まった
距離を用いる
・球の捜索時間を5分から3分に短縮する
・グリーン上で旗ざおを抜かずにパッティングし、
球が旗ざおに当たっても罰はない
・スパイク跡などグリーン上の損傷を直すことができる
・グリーン上でキャディはプレーヤーの承認なく、
球を拾い上げて良い
・バンカーやペナルティーエリアで葉っぱ、小枝、
小石などのルースインペディメントを触ったり、
動かしたりしても罰はない
・バンカー内に入ったボールは、2打罰でバンカー外から
打つことが出来る
・ローカルルールで禁止される場合を除き、
距離計測器を用いることができる
・ダブルパーやトリプルボギーなどの「最大スコア」を認め
、上限以上になった場合、球をピックアップして
次のホールに向かえる
・打球がOBになった際、元の場所から打ち直すのではなく
2罰打を加えてOBゾーンに入った付近からプレーを続行
できるローカルルールが設けられる。
ゴルフ場で見られる「前進4打」が不要になる可能性
今回は大幅ともいえる改正になりますね