という題名で、まるで引っ掛けのようなモノですが
成人男性の平均的インパクトの
ヘッドとボールの接触時間は 1/3000秒
👉0.0003秒 でしかありません。
ですので その刹那の時間の恰好を意識して
良いことはほとんどありません。
特に「止まる」という姿勢というか、恰好を
本来、スイングの中で一番高い速度になる箇所において
「止まる」意識して、ショットは上手く行きません。
どうでしょう?! スイング写真が手軽に取れるように
なってからでしょうか、
インパクトやインパクト以降にひじが曲がり
フォロー以降が小さくなるのを
必要以上に避けるようになった気がします。
アドバイスになるかどうかわかりませんが
インパクト時に左腕を意図的に伸ばそうとする行為は
スイングにとって良いことは何もありません。
クラブやスイングの不可抗力によって
結果!として そうなるのは良いと思いますが、
意図的に「インパクト時に左腕を伸ばす!」は
✋意図的に右サイドを下げる
✋意図的に体を開く
しようとするのと同意語です。
ディッシュアングルの話の続きであれば
意図的にディッシュアングルを解除する行為にもなります。
同じショットを繰り返す形を造るため
自分にとって 覚えやすい箇所に左グリップを送り
そこで止めて、クラブを振ってショットする
と言う手順が多いように感じますが
そこはあくまでも通過点です。
飛ばしたい人にとっては
インパクト前後は ヘッドだけでなく、
グリップや体の動作そのものも
最大スピードになる箇所です。
体やグリップを止めて、クラブだけを動かすショットは
動いている重量の総体が小さいですから
ボールの質量にも弱く、ミスにも弱くなります。
逆にインパクト時に左肘・左腕が曲がり
ある点を通過していくイメージの方が
右サイドも下がらず、体も開きにくくなります。
ディッシュアングルの話であれば
ここの手首の縦のアングル~コッキングではなく、
スナップアングルに変えて、架空のテーブルを
左手の甲でなぞっていくようなイメージの方が
左サイドがボールから離れず、ある意味
スイングの中で一番左サイドがボールに近いので
結果としてディッシュアングルは維持されます。
スイングは ヘッドの遠心力に引っ張られるから
両腕がどこかで伸びるのではなく
ヘッドの重さ、クラブの重さによって
グリップが引っ張られるから
両腕がどこかの箇所で伸びるのです。
ゴルフクラブの扱いで
『重さの基本は動きたがらないモノ』
だという認識が絶対に必要で
少なくとも ボールを打つまでは
ヘッドがグリップを追い越すことは無いのです。
とりあらず インパクトは通過点ですが、
前傾姿勢分程度 クラブは斜め上から入射してきます。
その分、シャフトは前に傾き、グリップは左にズレ、
腕も含めてクラブも左にズレるので
その分の重さがかかり 左荷重になります。
それがインパクトです。
ボールを打撃するスポーツですから
当然、体重が乗って行った方が
ボールを飛ばしやすいのは確かです。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります