20180117

まる得!ゴルフレッスン公開: タイガーのスイングヒストリー31

週のGOLFWebTVは、宅島プロの頭上からのスイング分析でわかったことを元にレッスンした結果、なんとヘッドスピードが約38m/sから40m/s以上に上昇した、ということで、何を変えたらそんなに急にヘッドスピードが上がったのか?という内容です。ヘッドスピードで2m/sくらい上がると飛距離は11yくらいは飛ぶ計算だし同時にアイアンの飛距離も伸びることになるので、結果、ミドルのセカンドで持つクラブが2番手くらい短くなる、今まで6Iだったところが8Iで打てる、ということになるので、これがどれほど大きな差になるかが想像できると思います。

宅島プロは去年の春頃のヘッドスピードが37ちょいくらいだったので、それからすればかなりの成長です。しかし、そう簡単には行きません、やはり、スイングを変えるにはいろんな意識を変え、その変化に慣れる必要があります。また、実際にはそういった意識的な変化を無意識にできるレベルまで馴染ませて始めて試合で効果がでる、といったことになります。だから、その後、ニュースイングで試合に出ましたが、結果は芳しくありませんでした。従ってスイングを元に戻す、みたいなことになり、本格的な改造はオフになってから、ということになるわけです。そんなわけで、今回のオフにはかなりの改造と定着ということができれば、春以降には少し成果が出てくるかもしれない、といった状況です・・・

タイガーのスイングヒストリー、テイクバックでシャフトが水平になった位置では、グリップの浮き上がりが減りスイングは良くなっていました。

上の図はトップ直前あたりで左腕の角度がほぼ同じくらいのところです。明確な違いは以前に比べてリストコックされている点です。また、グリップの高さが明らかに低くなっています。つまり、フラットになっています。また、以前に比べてレイドオフ方向に腕がローテーションしています。これは、左手の甲の向きでわかります。前の方がクラブが立ち上がっていた、ということです。

ブッチはノーマンのスイング改造を行い、多くの成果を出しましたが、あのマスターズの悲劇で歴史的な大逆転負けを演じさせる結果も出しました。ノーマンのスイング改造でも、ブッチは腕の振り上げを抑え、フラットなトップに改造したのですが、結果はそういう大失敗でした。どうしてそうなったのか?私が思うには、ノーマンの場合、トップでのクロスを直さなかったからか、もしくはトップでは少しクロスかパラレルくらいが正しいと誤解していたからではないかと思っています。だから、ノーマンのスイングは、最後までクロスが直っていませんでした。ノーマンほどの能力なら、直そうと思えば直せたはずですが、そうしなかったのはそういう指摘がなかったからだとしか考えられません。

ただ、タイガーのレッスンでは、最終的にレイドオフトップに変化するので、トップの考え方が変わったと考えられます。そんなふうに、世界のトッププロやトップコーチでも、スイングの何が正しいのか?理想なのか?ということはわかっていないわけです。どしてわからないのかというと、基準がないから、ということになるわけですね。

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