20171101

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◎捻転…ショルダーストローク



よく見かける パターやアプローチの動き…。
お客様に手伝ってもらってわざとやってもらいました。

個人的な意見ですが
人間の体の構造上、捻転はあそび
体を守るための遊びでしかありません。
そして、クラブは非常に非対称な形状をしているため
ひねったり、捩じったりされて活躍することが苦手です。
以上のコトから 捻転をする人は自由ですが、
それを『ひとさまに教え回る人はいなくなって欲しい』と
願う今日この頃です。


部活レベルでゴルフをしている訳でない
おじさん/おばさんゴルファーにとっては
スイングへの影響の非常に大きいですし、
そもそも アプローチやパターのミスを誘発します。

それを解説していきましょう。

MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Momentパターでもそうですが
ショルダーストロークの
最大の欠点は
『自分では体…と思っている部分が
 実は腕も含めた肩・肩甲骨だ。』

という非常に大きな錯覚?誤解です。

MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(2)自分では体を回しているつもりでも
肩だけを動かしているので
左右の体…この場合は肩ですが、均等、
厳密ではなくても均等に動かず、
右肩を軸として 左肩だけが大きく
前(ボールの方)に出ます。
よって 体全体の傾きが増え、ボールに近づく形になります。
MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(3)ショットでもよく見かける光景ですが、
本来のこのポジションであると
前傾姿勢と向きの変更によって
グリップの位置が アドレスと比べ
高くなります。
何もしなくても高くなるんです。
ところが ショルダーストロークの場合、
キモになっている左肩は ボールの方へ、前に倒れて
前傾姿勢と体の回転というモノが利用できないので
自分で腕を動かして グリップの位置を上げようとします。

✊ここで問題なのは それがほぼ無意識だというコトです。


上げる・上げないは別にしても
自分の体の回転でグリップ、そしてクラブを移動させていれば
体からグリップが遠くなることはありません。
むしろ、傾きと向きの変更があるので
近くなることはあっても 遠くなることはない筈 です。

ところが ショルダーストロークでは
無意識に グリップを体から離すように
左腕、左肩で後方に押している上、上げているのですが、
実際に位置関係、体とグリップの位置関係は狂ってしまったのに
自分では『からだ』でやっている意識なので
それを基に戻そうとはしないのです。

https://www.youtube.com/watch?v=_TCKdv0fABE

こちらには画像にDOTを打ってみましたが、
グリップを、クラブを体から離しましたから
その重さはかなり増えています。
ですので、無意識にバランスを取る為
体を その分左にズラしています。
バランスを取っているので、行っている本人は
元の位置にいる感覚なのです。
左にズレてしまった意識はないのです。


2010111116444243889これは遼君ですが、
その「自分にとっての当たり前」が
スイングにはこういう影響を与えます。
グリップの位置がこうなるのは
何かのドリルをしている可能性がありますが、
本来 グリップがアドレスから移動するのは
持っている腕の生えた肩、
その肩の土台になっている
骨盤が右を向くからです。
だから 腕や肩は何もしないのです。
ところが 体は止め、腕や肩を使ったグリップを移動させ、
グリップを体から離してしまっています。
ですので、その重さの影響は当然、無意識にバランスを
とってしまいます。




そして 問題が根深いのはさらにここからです。
MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(4)体から離れたグリップ、
腕やクラブの重さは
この場合、当然 過度に右サイドにかかります。
画像でも右サイドの下がりは顕著です。

正しい体の回転の場合、
左サイドと右サイドの高さの逆転は
インパクト付近で起こりますが、
重さが掛かっているだけでなく
テークバックで 左サイドを多く、
右サイドを少なく動かしていますので
MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(5)
かなり早い段階で 右側帯が潰れ
たかだか 30ヤードを打とうとするだけで
体の左右の高さ差が 10度も15度も余計に
左足上がり姿勢になってしまうのです。

打つ直前に左足上がりになれば
当然 クラブヘッドの最下点は
ボールの手前、右にズレますからダフリ
その度合いによりますが、
上がり際で打ってのトップ は
必須と言える打ち方です。

☆このショットの別な問題は
 多くの場合、アプローチでもパターでも
 インパクトは上がり軌道…煽り打ちになります。
 煽り打ちは 出球は高いですが、出球が緩く、
 スピンも少な目になるので
 着弾時、スピンが効きません。
 また、毎回 ちょっと噛んだ状態で打ちますので
 地面が緩い、寝れた状態ではかなり距離が落ちます。
 グリーン周りの芝付きの悪いコースでは
 良いアプローチはかなり難しいでしょう…。



極端に言えば 自分では体を回している『つもり』なのに
結果としては その動きは単なる「ぎったんばっこん」
横に揺れてる 起き上がりこぶし の動きになるだけです。

大きなショット、距離の長いショットになれば
その度合いは激しくなりますから大変…。
mh

そして、もう一点困るのは
幾ら ちゃんとした体の回転をしてないとは言え
スイングは構造上、左サイドが高くなる のは
体は開く~左を向くのと同じです。
その両方ともに 左サイドがボールから離れていくので
その離れていく分、右サイドを近づけなければ
ボールに当たらない という 三重苦の状態が待っています。
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練習量・頻度の少ないアマチュアゴルファーのとって
正直、一番ミスの確率の高いアプローチ・パター方法です。
通常のショットへの影響も多大ですから、
そのメカニズムだけでも理解しておくのは重要です。
ほんと…良いことは何一つないのです。

それでも まだ ショルダーストロークを続けるつもり…ですか?

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります